四十九日が終わり・・・後飾りを片付けていたら、
母に ジジの遺影を自分の部屋へ持って来て欲しいと言われた。
持って行くと、仏壇横に置いてある紙袋に 入れておいてと言われ・・・
だが、どう考えても 入るとは思えない大きさ。
それを母に言うが、
「そんなことはない、入るはず」 と言い張る。
入らないから、横に置いておくよと言うと、
「おばあちゃんのとき、あの袋に入れたんだから入るはずだよ!」
とも言ってきて。 他へは置かれたら困ると言う。
では、紙袋を大きなものに変えようと言うと、
「私が 分かるようにしといてくれないと」 ←・・・紙袋を変えるだけなのに?
「入るはずだよ。 入れ方が悪いんじゃない?」
などと言い、OKしない。
そもそも母は 記憶違いをしていた。
ババの遺影は 紙袋には一度も入れていない。
葬儀後は 家に戻るまで娘が抱えていたし、
その後はすぐに 葬儀屋さんが後飾りに置いた。
四十九日のその日、母は もう見たくないから捨てて!と言って、
ババの遺影を ゴミ袋へ入れるように言って来たのだから。
手間だったが、母のところまで 持って行って
ジジの遺影を持って行って、入らないことを見せると やっと納得した。
「私、おばあちゃんのときは嫌だったけど、
おじいちゃんのは 飾っといてもいいかなって思って。
お姉ちゃん、仏壇の上のところに 飾れるようにして。」
頼まれたので、やろうとすると・・・・ま~細かく ここにこうしてだの言ってきて。
母の希望通りにするには 金具を買って来ないと出来なかったので
それまで待ってというと、
すんなりと、さっきあれほど拒否していた紙袋の横に
遺影を置いておけばいいじゃんと 自分から言って来た。
・・・何なんだか