ただ今、左クリックこんな状況です。

 

記事は 下書きのままだったものをUPしています。

 

コメントのお返事は かなり遅くなってしまうと思います。

申し訳ありませんaya

 

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1月1日の夕飯は 奮発してカニ鍋。

とは言っても いつもの激安スーパーで調達したものだけどあはは・・・

 

 

去年した焼きガニがおいしかったので、

3肩は 焼きガニにして食べた。

 

去年のことがあるし、不快な思いをしたくないので

母は鍋のほうが出来るまで呼ばず、

先にお風呂をすすめ、その間に食べてしまうことに音譜

 

 

そのときに、サザエも焼いた。←ダンナしか食べない。

このサザエが・・・後で 母の鬱陶しさを呼んでしまうことに汗

 

 

卓上カセットコンロを出して、寒いけど窓を開け、換気扇も全開で焼いたのだが

やはり ニオイは誤魔化せず、家中 海鮮バーベキュー臭あせる

 

 

母がお風呂から出て来た頃には 鍋も出来上がっていて

先に私たちは食べていた。 すぐに夕飯だよと母を呼んだ。

 

 

今年も 母専用にポーションタイプのカニを20本、別買いしておいたので

母は その20本を一人で全て食べ、

いつものように お豆腐も1丁、牡蠣や野菜、うどんも食べ・・・・

魚はいらん!だのお決まりの イラっと来る言い方をし・・・

 

まぁ、食欲があまりないとか言っていた割に、

私や娘以上に食べていたので、問題ないな・・・と思った。

 

 

いつものようにクドクドと 自分の好き嫌いを言い続けることもなく

思っていたより静かだった母。

 

 

 

最後の2杯目のお茶を飲んでいるときだった。

 

 

・・・もうこれを飲み終わったら、部屋へ帰るわね、と思っていたら、

 

 

母「お姉ちゃん、ちょっと聞いてもいい?」

 

改まった言い方で 静かな声で言って来たので、何事かと思った。

 

 

家族もそう思ったようで、母のほうを見ることはしないが、

こちらを気にしたのは分かった。

 

 

いちご「何?」

 

母「ちょっと気になったことがあって・・・教えて欲しいんだけど。」

 

・・・一体なんだ? 何かあった?

   また私への遠回しの不満なのか?

 

 

いちご「何? 何かあったとか?」

 

母「コレって どうしたの?」

 

母は 殻入れにしていた入れ物の

端の下の方にあった サザエの殻を指差して言った。

 

・・・え~汗 そんなとこまでチェックしちゃうか汗

 

 

いちご「どうしたの?って・・・買ったんだけど?」

 

母「そうじゃなくて。 コレ、鍋に入れたの?

    コレごと(殻ごと)入れたのかと思って」

 

 

母は 身を乗り出し、サザエの殻から目を離さず、指差したまま言った。

 

 

いちご「いや・・・サザエは鍋には入れないでしょ。」

 

母「だよねぇ。そうだろうなとは思ったけど。

   じゃあ、ソレどうしたの?」

 

・・・あぁ、そういうことか。

   これは聞かなくても分かってるけど、聞いてるわね。

 

   自分の気に入らないことを 私の口から言わせたいってヤツねはぁ

   すご~く久しぶりだわ、このパターン。

 

 

 

母は 元々(昔から)貝類はアサリ以外食べない。

そしてサザエは 特に絶対食べない部類。

だから、自分も食べたかったとか、

食べないのを分かっていても 一応声をかけてほしいとか、

そういうことではないだろう。

 

 

言うだろうな・・・とは思っていたが、

母の不満は 恐らくこの家中漂っているニオイだろう。

 

 

テレビの横あたりに移動したとはいえ、

目に入る位置に カセットコンロが置いてあり、母も気づいているハズ。

 

 

だが・・・焼きガニには気づいていない様子。

焼きガニの殻は 先に処分したのだが、焼けるのが遅かったサザエだけ

殻入れに捨てていた。

 

我が家で サザエを食べるのはダンナだけだと 母も知っている。

だから、母の目に触れても 問題ないと思っていた。

 

 

サザエを食べたのはダンナだけ。

それを焼いたからであろう このニオイ。

 

・・・さすがに ダンナに向かって文句は言えない。

  母は 気を使ったつもりだったのかも。 でも言わずにはいられず?

 

 

 

こういう場合、母は 私が母の言いたいことを察して 謝ってくることを

待っていると思われる。

 

だが、母が思っているものと 違う反応や言い方を 私がすれば、

母はきっと 怒り出すか、

また少し前のことまで持ち出してごっちゃにして意味不明なことを言い出すか・・・

 

どちらにせよ、不快な言葉を聞くハメになる。

 

正月の夕飯くらい、家族にそんな思いをさせたくない。

 

 

 

ならば・・・ ダンナに一応気を使う素振りが出来ている今なら

使えるかな??という手でいくことにむふっ。

 

 

いちご「どうって? 焼いたんだよ。」 まずは確かめるために。

 

母「焼いたって どうやって?」

 

・・・あぁ、当たりだ。 カセットコンロに目が行ってから聞いた。

  分かってて聞いてる汗

 

 

いちご「カセットコンロに網を乗せて焼いたんだよ。ほらあそこにあるヤツ。」

 

母「ふ~ん。」

 

 

この切れ目で 話をずらして、母からいいよと言わせることに。

 

 

 

いちご「あれ? もしかしてお母さん、サザエ食べたかった?

   貝はアサリ以外食べないと思ってたから~」

 

母「ううん! 食べないよ!」

 

いちご「そう。だよねぇ。 あ~換気したけど ニオイ まだこもってるね~

   

 

言いながら席を立ち、ドアを開けて 一歩出てすぐ戻り、

 

 

いちご「うん、やっぱり結構するね。

   外から この部屋へ入ると ニオイするわ~って思うもん。

   食事が終わったら、また換気してみるわね。

 

   あ、ちょっと寒いけど すぐしたほうがいい?

   みんな、寒くて申し訳ないけど」

 

母「え~そう? ちょっとニオうかな~くらいだよ。

   そんなに言うほど酷くないよ。 

   今 開けたら、みんな寒いし。 私は気にならんから いいよ。

 

   うん、さっきまでは あ~結構ニオうわ!って思ってたけど

   今、そうでもないわ~。 もうそんなに気にならんから いいよ~」

 

 

一旦話をずらしてから、こちらから ちょっと大袈裟めに

母の不満だと思われることを言い、母の不満な気持を少しだけ満たす。

 

ちょっと引いたところで、さりげなくこちらの希望を入れる。

あとは その場の流れによって駆け引き的なやりとりをすればOK.

 

 

このときは うまくいったけど、

いつもこうすればいい というワケにはいかない。

 

 

これは 母が比較的マトモに話が出来るときだけ 有効な手。

 

そして母の不満が 純粋に「ニオイ」だけではなく

不満の中身の大半は 「私」だったから。

 

 

 

 


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