良く、お風呂の声かけの冗談で「ニューヨーク(入浴)へ行きましょう」と言ったりもしますが、そんなイキな場所でもないし、介助は時間との戦いですあせる

 でも洗っていて、痒いところに手が届いたかなと思われるときの利用者さんの表情は幸せそう~。体が言うこと聞かず、掻くこともできなかったりするわけですから、そんなことでも喜んでくれるのはお安い御用だと思います。

 さて、一人情緒の不安定になるおばあちゃんがいます。スイッチが入ると急に言葉も荒くなり、車椅子を自操してフロアを出ていこうとします。職員があの手この手で連れ戻そうとしますが、中々うんといってくれなく、つねったり叩いたり、ちょっと手に負えないです。そんなことが、今日も帰りがけにあり、新人の職員が対応していて拉致が開かない状態でした。私も少し応戦したのですが、急いで帰らなければならないので途中で帰ってしまいましたが、そのあとどうなったのかと今も心配しています。

 でも、そのような困ってしまう利用者さんを納得させて、落ち着きを取り戻させることのできる職員もいますが、本当に凄いと思います。私はそこまで力はありませんもの。

 どんな仕事でも、困らせる人っているものだなあ、と思いました。