Feel the tone vol.5(二部)@ギルさん | ichigo116さんのブログ

Feel the tone vol.5(二部)@ギルさん

Feel the tone vol.5(二部)
中野スペースQ

※ざっくり自分用メモ。
※山本さんは関西弁だけど、関西弁打てないので標準語に直しました。
※ぎるさんのことをなんて読んでいたかも記憶にないです、、、

流れなどは一部と同じなので割愛。
ぎるさんの衣装は上は同じで、下が柄もののパンツに変わってました。


山「ぎるさん衣装マイナーチェンジしてますので、上から下までじっくり見てください。それではぎるさんの登場です」
ぎるさん登場。
ぎ「さっきマイナーチェンジとか聞こえたんですけど」
山「衣装、上を着替えるのではなくて下を着替えるのは珍しいですね」
ぎ「なんとなくです」

山「一部でも配られましたが、二部でも楽譜が配られています。一部の前にぎるさんが自ら順番並び変えてました」
ぎ「楽屋の床に並べてね。コンビニでコピーしたらかなりの量あって。おかげでハァハァしてました」
山「これ、表紙は触れないですよ?」
ぎ「はい」
(本当に表紙について触れなかった、ぎるさん作ギラーの絵が描かれていた)

山「この距離で弾くことあります?前のお客さんと近くて緊張しないですか?」
ぎ「距離では緊張しないです。前列のお客さんには緊張して、後ろのお客さんには緊張しないってなんか違うと思っているから」
山「どこ見て弾いているんですか?」
ぎ「距離が近いから丁寧に弾こうと思って手元見ることが多いかな」
山「一人一人お客さんの顔を見ながら弾いていったらどうです?」
ぎ「それはノボタンがやったら?」
山「みんなぎるさんのほう見ているから誰とも目が合わない。一方的な片思いばかりでむなしいだけやないですか」
ぎ「俺は面白いから」

山「まずは1曲弾いてもらいましょう。二部はこの曲から」


♪焔迅


ぎ「一部と二部とで変えていこう、とノボタンのアイデアです」
会話でボケたり雰囲気変えようとしてくれていた。
ぎ「ノボタンは台本なしで進行するんですよね?」
バインダーの中身見せてくれたけどもメモ書きの量が半端なかった。
本番中にぎるさんが喋ったワードをこれは書いとこう、とメモしてくれるのもなんか嬉しかった。

山「シャウトまたやってくれなかったじゃないですか」
ぎ「歌とかぶってるんで」
ぎるさん自分で天才推ししていたけど流れあんまり覚えてない。

山「ギタリストのソロの場合は自分でベース弾きがちだけど、ぎるさんはレコーディングお願いされたんですね?」
ぎ「俺ベース持ってないんで」
山「またまた」
ぎ「本当に持ってないですよ。もちろん自分でベース弾くのも考えたんです。けど俺が弾くとベースでギターとピロピロとハモリ始めそう。それにベースなにを買ったらいいのか本当わからないので。ジャズベースとプレベ、と有名な2つがあるんですけどその違いすらわかってない。あとベースはギターに比べると高いです。使ってる木材の面積も大きいから?これでこの値段するんだってのがいっぱいあって。弾きやすいのはやっぱり高いのかな?多少弾きにくくてもレコーディングだけでしか弾かないから、俺は音で選んでそうですが」

山「そのギターかっこいいですね」
ぎ「自分のギター作ってもらいました。これこそ弾きやすさ重視で作ってもらいました。ギターの話は前回のFeel the toneでしているので、今日はしませんが」

山「HORIZONは読み方ホライズンですからね。どういう意味ですか?」
ぎ「水平編や地平線とか。乗り越えた先に広がる景色です」
山「この曲はスウィープとアームダウンと上昇と下降を表現したと。一部も参加してくれたお客さんは重複する内容になるかもしれないけど、何回も同じ話を聞いたら理解が深まると思うので」

ぎ「サビのコード進行はEGABと順番に上がっていくんですけど、その後はEDCB♭だったかな?と下がっていき、楽譜ないからコード確かそうだったけど」
山「(楽譜見せるお客さんたち)人によって1枚目だったり2枚目だったりしてますけど?」
ぎ「ページによって場所が違いますね。2枚目だったら1番上がサビですし。この上がって下がっていく感じで前回のBeyondから乗り越えたのを表現しました。乗り物に乗って超えていくような。その乗り物は船だけは絶対ないんですけども。EGABと上がってきて、Bの次はEに行きます。これはドミナントと言って、Bの後はEに行くのがスムーズなので」
サビのコードのところ弾いてくれた。
山「コード歌いながら弾いてもいいですよ」
ぎ「なんて?イヤモニつけていたから聞こえなかったです」
山「コード説明しながら弾いてもいいですよって」

コードの話、どのときだったか覚えてないけども。
ちょっと聞いていいですか?と音源聞いて、バッキングのギター弾いてくれたけど同じコードだけど高い音変えながら弾いててかっこいいやつがあった。
ぎ「コード進行本当に覚えてないんですよね。ギタリストあるあるだと思うんですけど、レコーディングしたらコード全部忘れるんです。Karyuさんもそういうのはよくありました。デモ作ったときとレコーディングの日数が空きすぎるから、この曲のコード進行なんだけど~って言ってももう覚えてない」

ぎ「スウィープも入ってます。コードをまとめて弾くんじゃなくて1音1音切って弾くんです。上から下へ繋げて弾くというか。クラシックだとこれもアルペジオって言うんだけども、ギターの世界ではスウィープって言います。アルペジオはこうしてピックでオルタネイトで弾いて音の響きが混ざって残っていくんだけども、スウィープは音を切りながら弾くんです」

ぎ「BPM180はBeyond the crisisが179だったので危機を残り越えたということでその次のテンポにしたし、そして再出発であるからサビの始めの4音はDepartureと同じにしたかったんです。そういうところから曲を作り始めました。ばるちゃんがBeyondの179にこだわりを感じるとすごく褒めてくれたんだけども、普通はテンポは奇数は使わないんです、割り切れないので偶数にすることが多くて。Beyond作ったときからこれはその次の構想があるからあえて179にしたんだよと説明していて」
山「次は181の曲を作るかもしれない?」
ぎ「181は全く考えてなかったです。けど今作っている次の5巻に入るであろう曲もテンポにこだわった曲がありました」
山「そのヒントだけでもください」
ぎ「ヒントは煩悩の数です」
山「108?」
ぎ「と普通は思うじゃないですか」
山「違うんですか?」
ぎ「まぁそれは次の曲なんで、今日は4巻の話をしましょう」

ぎ「今パソコンあるのでDepartue流して弾きましょうか?その部分だけでも。Departureがこのミシラソ♯~っで、HORIZONがミシラソ♯~で一緒なんです」
その場で弾き比べしてくれた。

山「4巻は資料でデータもらったんですが前の3枚はまだ聞いてないんですよね。お客さんからしたら買えよって話なんでしょうが」

山「ギターのみで弾くこともできますか?」
ぎ「全部データが入っているのでそれすらできますけどギターのみで聞きたいですか?」
山「頷いているお客さんもいますね。みんな聞きたいんだ」
ぎ「とりあえず普通に弾いて、時間があれば最後にギターのみで弾きます」

HORIZONだったか忘れたけど、ライブっぽくやってとノボタンに無茶ぶりされて(普通に弾いたけど)弾き終わった後に、ライブっぽく「どうもありがと~!」と言ってたときがあった。


♪HORIZON

山「これは歌いたくなる曲ですね。地平の向こうへ~♪とか(サビのメロディに合わせて歌う)」
ぎ「続きの歌詞は?」
山「とりあえず地平線なので地平と入れたかっただけです。向こうのアーティストでは取り直しで歌入れるとかよくありますよね」
ぎ「海外の?歌があったのをインストにしたというのは聞くけども」


山「焔迅ですが、歌もので歌詞がある曲は何曲目ですか?ぎるさんの曲で歌があるのは全体の何パーセントくらい?」
ぎ「3曲目なんで30パーセントくらいでしょうか。3曲目でこの歌詞が書けるって俺は天才ですから。歌詞先行で書いた曲です。なのでギターソロも18小節?16だっけ?と短くなりました。ソロがっつり弾いたら曲の長さが8分や9分になるんで」

山「歌詞について説明お願いします」
ぎ「これはバイクのことですね。特攻の拓の世界観も入ってます」
山「特攻の拓知らないです」
ぎ「モグリですね。俺らの世代の男子で知らないって。特攻の拓でバイクに憧れたところもあるので」
山「お客さんは特攻の拓知らないでしょ?」
ぎ「みんな知ってくれてますよ」

ぎ「歌詞はバイクのことで、本当にBメロはバイクのこと歌ってますね。サビもバイクです。天衣無縫って俺のバイクは鍵を外しててケッチンのみでエンジンがかかるようにしているんですけど。上死点を見定め鉄槌を下す、とかエンジンかけるときにピストンのシリンダーをうまく合わせてあげてそのときに鉄槌を下す、ケッチンしないとエンジンかからないんです。その上死点がずれたときに踏みこんだら、ペダルが戻ってきた反動で足の脛の骨が折れたりとかあるんで。最近のはそういう上死点を合わせるエンジンのかけ方はなくなりましたけども。それこそ電動チェーンソーとかは、ある程度自動で上死点を合わせてくれるので糸を引っ張るだけでエンジンがかかるようになってますし。前に友達がハーレーのエンジンをケッチンでかけてるの見て、簡単そうに見えたから俺もやってみたら見事なまでにタイミングずれて俺の体が上に吹っ飛びました。見ていた友達みんな笑ってましたけど、あれはこわかったです。俺の体が軽いから飛んだので怪我とかはせずにすんだんですけど」

山「最高最幸ってワッショイパートみたいな」
ぎ「ワッショイパートです」
山「あと迷惑承知とはなんですか?」
ぎ「俺が座右の銘として20年以上使っている言葉なんだけど、生きていてごめんなさいみたいな。俺らしい歌詞を書こうと思ったときに迷惑承知を使いたかった。だけど迷惑承知をそのまま並べるだけなら誰でもできるから、そうだ縦読みにしてみようと縦読みにしてみました。そしたらこの承るって言葉をどう使うかって困ったときに、前を承け後を啓く、ということわざがあることを思い出したので事なきを終えました。本当は後なんですけど、俺はアーティストなのでArtにしました」
山「他にも四字熟語がいっぱいでてきますね。竜吟虎嘯とか、これも作ったんですか?」
ぎ「これも故事であります。龍と虎が一緒にワッショイするっていうような意味です」
山「六弦天使というのは?」
ぎ「俺のことです。みんなはわかってくれると思います」

山「このBPM165もこだわりがあったんですよね」
ぎ「俺の友達から聞いた話なんだけど、NY先輩というのがいて俺のバイクでどのくらいの速度出せるかって話して165kmまで出せるんじゃない?って。つっこんできてくださいよ」
(NY先輩って山本昇のNYですよねw)
山「信じるか信じないかはあなた次第なんですよね」
ぎ「俺のバイクは165kmまで出せます。メーター振り切ったけど、おそらく165は出てたんじゃないだろうかってことで」
山「速い」
ぎ「俺のバイクは遅いですよ」
山「車で120kmでもこわいのに」
ぎ「どんどん慣れていくんですかね。でも出したのが高速道路とかの開けた綺麗な道だったんで。それが凸凹の道だったら60kmでもこわいです」

山「この曲の歌は自宅で録音したものが入っているんですよね」
ぎ「シャウトのところは家で録音しました。Intakeとかのところ。1000円か1500円のマイクを使って」
山「家で歌ってクレームとか来ないんですか?」
ぎ「近所と仲良しなんで大丈夫です。集合住宅で俺の部屋の真上にオーナーも住んでいるけども、1回もピンポン鳴らされたことないです」
山「他の歌録りはスタジオでしたんですか?」
ぎ「エンジニアさんの家で。方南町にあるんですけど。エンジニアさんの持っている100万や80万とかするマイクを使って録音したけど、なんか違うってなりまして。それこそマイクにプリアンプも60万くらいするものを繋げていたんですけど。俺も同じようなプリアンプは持っているんですけど、このシャウトはそれすら使わずにマイクのみで録ったんです。安いマイクで録ったザリザリ感が出せなくて。ここはいったん寝かせましょう、ってことになって数日経ってから聞いてもデモのほうがよかったので、エンジニアさんと同意見だったのでデモを使いました」
山「今そのシャウト部分を流せます?」
Intake、Compression、Explosion、Exhaustのシャウトのみ流してくれた(ギターやオケ一切なし)

ぎ「ギターソロのライトハンドは通常は3つなんだけど、バイクのエンジンがフォーストロークだから4つにしました。みんななんでライトハンドが好きなんでしょう?ギター抱えている感じがいいのかな?」
山「ライトハンド歴20年のぎるさんのギターソロですね」
ぎ「ライトハンドそんなにやってないです。俺はライトハンド諦めた人なんで。ライトハンドで有名なジェフベックが、ライトハンドはノミが飛んでいるみたいに弾くって言っているけど、俺はまだそこに達してないのでノミが飛ぶようにがよくわからないんですよね」

山「シャウトしてください」
ぎ「ノボタンがシャウトしたらいいよ」
演奏中に口パクで本当にノボタン歌ってくれてたw

曲流したけどギター弾かずに途中で止める。
ぎ「音全然聞こえないと思ったらイヤモニ抜けてました。なんかしました?」


♪焔迅


ぎ「やっと演奏に慣れてきました。イヤモニで自分の声を返してなんです。歌いながらちゃんと合っているかわからなくて。骨伝導で歌ってました」
山「メリーのボーカルもイヤモニで自分の声を返してないっていいますね」
ぎ「ガラさんもそうなんですか?骨伝導で歌ってるんですね」

山「あと出だしのヒーンってやるのがいいですよね。あれはなんて名前なんですか?」
ぎ「名前は知らないです。あれもハーモニクスのひとつなのかな。ピックで弾いてアームも引っ張っているんですけど。ギターのフレットがここにあっていわゆる0フレットを弾くんですけど、弾く場所で音程とか変わってくるんです。これを弾くために俺のギターはネックとか調整してあるんです。ネックは普通まっすぐなんだけど、ハーモニクス鳴りやすいようにちょっと弓なりにさせていて。ノボタン弾いてみます?」
山「俺がやったらおかしいでしょう」(やらなかった)


♪炎舞曲


ぎ「冒頭のメロディも始めはギターで弾いていたんですけど(実践)トゲトゲしくてなんか違うなって思ってハープとかいろいろ混ぜた音にしました。チェロとかビオラとかも入っているけど、フレーズとして成立しているかはわかりません。ちゃんと弾けるかどうかわからないです」

ぎ「どこか覚えてないですけどクロマチックも使っているんですよ。半音ずつコードが変わっていくのをクロマチックというんだけども。半音ずつ下がっていくんだけども(ソロ3のところ)俺こういうのも好きで」

山「震えだすアームもいいですよね」
ぎ「これはオペラ座の怪人のハ~(ミュージカルっぽい)のイメージでやりました」

ぎ「アームといえば俺のギターはアームの締め付けを強くしているんです。緩いとアームが勝手に落ちてきちゃうので、落ちないように締め付けをきつくして、アームが勝手に動かないようにしています」
山「アームはスティーヴヴァイも使ってます?」
ぎ「めちゃくちゃ使ってますね。ただ俺が真似しても音が伸びなくて途中で音がなくなるんです。たぶんスティーヴヴァイはギターにいっぱいツマミついているから、このあたりにサスティーンが入っているんでしょうけど」

山「この曲のギターのハモリがかっこいい!ギターのみのところ弾いてください」
ハモリのギターのみでギターハモのところまた弾いてくれた。


ぎ「時間はどうですか?俺から時計が見えてないからタイムキープはノボタン次第なんだけど」
山「もういい時間ですね」
ぎ「ちょっと押すのはいつものことなんで大丈夫です。この後にあれを弾いて終わりましょうか」
山「あれとは?」
ぎ「あれやらないんですか?ギターのみで弾くやつ。やらなかったらノボタン叩かれますよ」
山「叩かれるって」
ぎ「ノボタン歌ってくれてもいいですよ」(歌わなかったけど)


♪HORIZON(ギターのみ)


ぎ「ハモリのギター流れてなかったですよね。ハモリのギター音出てないことに途中で気づいたんだけど止めるわけにはいかなくてそのまま弾きました。ごめんなさい」
バッキングのギターは流れていていたけど、メインメロディのハモリがなかったのかな?

山「宣伝とか。824に誕生日ライブやるんですよね」
ぎ「誕生日3日後ですけど、その日はテロ君も出てくれます。昨日、今日の準備して早く寝ようと思ったらテロ君からアレンジについての熱いLINEが来て。熱い内容だったから無視するわけにもいかずに何回かラリーして、今日はもういい?って聞いたらあっさりと終わってくれました。熱くても引き際はあっさり終わるんだなって」

山「最後にお礼の言葉をお願いします」
ぎ「いつもありがとうございます!これからも一緒に楽しもうぜ!またFeel the toneのVol6とかできたらいいなと思ってます」
山「次もですか?今日の司会はよかったんでしょうか?」
ぎ「帰った後にアンケートでも聞いてみたら?」
山「あとイベント後にチェキ販売もあります。今回は俺は撮ってません。スタッフが撮ってくれました」


ざっくり内容。
イベント楽しかったので次にも期待してます。