地元に帰っていました。

普段なかなか会えない
友達に会う為です。

彼女は

お金をためては
ふらふらと海外を旅する

リアルスナフキンのような生活をしていて

なかなか会えないので、
今回会えるのは貴重でした。


会うのは1年ぶりでしたが、

私たちの関係は昔となんら変わりなくて

それがとても心地よくて

また、もう一人の男の子も合流。

私は彼のことがだーいすきです。

イケメンだし、優しいし頭もいいし
パーフェクトなんですが、

彼の良さに
ようやく気づいたのは20才くらいで
その頃には
確固たる親友ポジションを築いてしまっていました。


まぁ親友としてそばにいられるのも
また幸せだからいんですけど。


すごくすごく不思議。

幼稚園の頃から一緒だった
泣き虫だった女の子は、
いつのまにか海外を自在に旅するようになり

外国人の恋人を作っていました。

いつもジャージで
きゃあきゃあ騒いでいたあの頃の私たちは
想像もしていませんでした。

一方、
いつも真面目で堅実に生きてきた男の子は

思い描いていた通りの堅実な人生を
着々と歩んでいました。


私たち子どもだったのに。

ランドセルを背負って
おんなじ教室に通って

合唱してみたり
先生に怒られたり
給食の余りをジャンケンで取りあったり。

記憶の中の私たちは
いつも子どもなのに

もう家庭を作ったり
親になる年頃だなんて

あまりの時の流れの速さに
しみじみしてしまいました。


たまたま同じ地域に住んでいたから
私たちは出会っただけで

結局別々の人生を歩んでいく。

そのことをこの年になって
ようやくちゃんと感じるようになって
なんだかさみしくもなりました。


あの頃思い描いていた未来に
今私たちがいることが

なんだか切ない。

本当に大人になっちゃったんだな。



余談ですが、
実家にあった修学旅行記を読み返してみたら
相当くだらなかったです。

『集合時間に遅れたら先生に怒られた。
(略)
お土産選びに夢中になっていたら
集合時間に遅れて
やっぱり先生に怒られた』


アホか!

怒られるわ!

やっぱり私でした。
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