苦しみから学ぶ『いのちの授業』~わかってくれる人がいると嬉しい~ | 一期一縁  人生で一度きりのご縁を大切に

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地域包括支援センター職員のつぶやき

こんばんは。

エンドオブライフケアサポーター真紀です。

 

今日は信州大学で行われた講演会

苦しみから学ぶ『いのちの授業』

~わかってくれる人がいると嬉しい~

に、参加させていただきました。

 

 

これは信州大学医学部保健学科同窓会の

主催したもので、ELCの仲間であり、

大先輩である久保田千代美先生が

講師でした。

 

千代美先生は関西の方ですが、

せっかく松本まで来るのだから、

とんぼ返りではなく、楽しみたいとのことで、

昨日から安曇野観光にご案内しました。

 

安曇野をドライブしたり、

ラベンダー畑を眺めながら

ELCについて、

これまでに関わった

患者さんの困難ケースについて、

などなど時間を忘れて語り合いました。

 

 

 

また幻想的な蛍の光に感動し、

初めてのトンボ玉作りをしたりと

楽しい時間を過ごさせていただきました。

 

 

 

 

2日間、千代美先生と一緒にいて

感じたことは、

常に千代美先生の頭の中には

ELCのことがあるのだということ。

 

ご飯を食べる時も、

トンボ玉を作る時も、

どんなことでもELCの見方をしている、

本当にすごいなあと思いました。

そんな千代美先生と一緒に過ごしたことで、

いろんな気づきがあったり、

今後の参考になることがあったり、

これからの活動についての

妄想が膨らんだりしました。

 

 

そして、いよいよ本題の研修会。

千代美先生の看護師としての

経験を取り入れながらのお話は

とても親近感を持って聴くことができました。

 

「死」というこれ以上ないほどの

苦しみを抱えた人への援助について知り、

実践することができたとしたら、

「死」以外の苦しみを抱えた

目の前の人に接する時にも

その方法は役に立つはず。

 

だれだって一人では弱いものだから、

自分のことをわかってくれる人がいたら

嬉しいし、

苦しみと向き合う時には

支えとなる存在が必要なのです。

患者さんや利用者さんを支える私たちにも

支えが必要です。

 

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ELC協会の小澤先生はいつも

講座の時におっしゃいます。

「本を読んだだけでは泳げるようには

なりません。

わかっただけでは不十分です。

できるようにならなければいけない。」と。

 

つまり、講演を聴いただけでは不十分なのです。

ロールプレイを繰り返し行い、

練習をして、そして実践する。

「わかった」ではなくて「できる」までやる。

これは基礎講座で大切にしていることです。

 

今日の千代美先生の講演を

聴いてくださった方が、ELC協会の

援助者養成基礎講座を受講し、

県内に仲間が増えることを願います。

 

ELC信州という地域学習会を

立ち上げることが私の夢です。

そのためには、仲間が必要です。

協力いただける方、ご連絡お待ちしています。

 

手紙michishirube.maki@gmail.com