「良い人生だった」と思えるための終の選択 | 一期一縁  人生で一度きりのご縁を大切に

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地域包括支援センター職員のつぶやき

こんばんは、訪問ナース真紀です。

 

今日は、長野県医師会主催の

在宅シンポジウムin信州の参加してきました。

 

 

愛知県からELCの仲間である

宮下さんがはるばる駆けつけてくれました。

 

テーマは『リビングウィルを考える』

 

基調講演は長尾先生。

講演のタイトルは

「『良い人生だった』と思えるための終の選択」

 

会場には500名のお客様。

私達は最前列に陣取りました。

 

講演の冒頭、長尾先生から質問。

「もし、今ここで倒れたとして

『いい人生だったなあ』と思える人

どれくらいいますかはてなマーク

私は迷わず挙手パー

 

もちろん、心残りはあるでしょう。

でも、まあいい人生だったなあと

思える気がしたのです。

 

 

日本ではまだまだ知られていない

リビングウィル(生前意思表明)

長尾先生いわく

「男性は50歳過ぎたら

女性は60歳過ぎたら、

リビングウィルウィルを書きましょう」

とのことでした。

 

印象的だったのは

「最期まで食べて笑えるためには

あらかじめリビングウィルを一筆書いて、

家族の中でそれを共有しておくこと」

つまり、あらかじめ家族で話し合い、

書き記しておくことが大切という事です。

 

500名のお客様の大半は

70歳オーバーと思われる一般の

方たちでした。

 

もしかしたら、長尾先生のお話は

難しかったかもしれません。

 

でも、このテーマに興味を持つ

ご年配の方たちが

こんなに大勢いたということは

驚きでもあり、嬉しいことでもありました。

 

実は、最近思うことがありまして・・・

まだ、介護を必要としていないけど、

まもなくその域に踏み込んでいく年代の

方たちに向けて、お伝えしたいなあと

思う事がたくさんあるんです。

 

これから、そういう年代の人たちに

お伝えしていきたいと思っていたところだったので、

今日のみなさんの様子を見て、

ますますやる気になりました。

 

さらに宮下さんのお話を聴きながら、

ものすごいパワフルさに圧倒されながらも

いい刺激をいただきました。

 

同じ訪問看護師として、

通じる部分が多くてうれしくなりました。

 

今日の出逢いを力に変えて

また明日からお仕事頑張ります。