人生の千秋楽 | 一期一縁  人生で一度きりのご縁を大切に

一期一縁  人生で一度きりのご縁を大切に

地域包括支援センター職員のつぶやき

こんばんは、訪問ナース真紀です。

 

今日はいつもより遅く帰宅すると

森光子さんの7回忌の番組が

放送されていました。

 

途中からでしたが、

改めて森光子さんの偉大さ

素晴らしさを知りました。

 

 

90歳を過ぎるまで舞台に

立ち続けるために、

いったいどれほどの努力を

重ねられたことでしょう。

 

どれほどの苦労を重ねたら、

あんなにも大きな人に

なれるのでしょうか。

 

 

そんな森さんのある言葉が

紹介されていました。

 

『人生というのは、初日も千秋楽も

教えてくれません。

終わりを考えることより、

今すべき大事なことが

あるんじゃないかしら。

私はいつも明日があると

思っています』

 

たしかに人生の初日も千秋楽も

いつなのか、だれにもわかりません。

 

でも、だれにでも確実に

千秋楽はやってきます。

 

いつか来る千秋楽の心配ばかりして

今やるべきことを置き去りにして

しまうのは、ちょっとちがうかもしれません。

 

いつ千秋楽が来ても

後悔しないように、

今すべきことをしなさい。

私は、そう言われた気がしました。

 

 

私はいつも、このブログで

「人生の最終段階」とか

「明日が来るのは当たり前の

ことではない」ということを

書いていますが、

この森さんの表現の仕方は

とても素敵だと思いました。

 

もしかしたら、わたしたち

訪問看護師は、

利用者さんの人生の千秋楽の

共演者なのかもしれないなあ。

なんて思いました。

 

主役(利用者さん)を最大限

輝かせることができるような名脇役。

 

そんな関係も悪くないかもしれませんね。