悲しくて悲しい。
572#12
これを学んでいるあなたは今も恐れているかもしれないが、身動きできないほどではない。
今やあなたにとって、聖なる瞬間は、それと対をなすかに見える神聖ならざる瞬間よりも大きな価値をもつようになり、自分は本当は一方しか望んでいないということも学んだ。
今は悲しみの時ではない。
混乱はあるかもしれないが、落胆はふさわしくない。
あなたには一つの実在する関係があり、それには意味がある。
その関係は、神とあなたの間に実在する関係と同質である。
それは、等しいもの同士が互いに同質であるのと同様である。
偶像崇拝は過去のものであり、無意味である。
おそらくあなたはまだ少しだけ兄弟を恐れているのだろう。
また、神に対する恐れの影がわずかに残っているかもしれない。
だが、肉体を超えた一なる真の関係を与えられた者にとって、それが何だろうか。
彼らを、キリストの顔を見ることから長い間、引き止めておくことができるだろうか。
そして彼らが長い間、父との関係についての記憶をよみがえせずにおいたり、父の愛の想起を自分の自覚から離したままにしておいたりすることができるだろうか。
