運動不足気味なのでマウンテンバイク乗ろうと思った。目的地は少し離れた本屋。
と、その前に。すこしマウンテンバイクの、サスペンションの調節バーについて前々からの疑問を解決しようと思った。この調節バーと、調節ダイヤル、かなりいじってもなかなか反映されないため、どういじればいいのか、自転車屋で教えてもらおうと思った。
さて、さっそく問題が起きました。
Q.自転車にトラブルが起きた時、どこに行けばいい?
A.自転車屋じゃないですか。
その通り
Q.じゃあどこの自転車屋に行けばいい?
A.その自転車を買ったところに行けば間違いないでしょ
その通り
Q.くどいようだが最後の質問。その自転車屋、大丈夫なの?
A.・・・・・・だめですね
全問正解
そう、散々ネタにしてるが、あの勇者がいる自転車屋、また行ってきましたよ。
今回の目的は2つ
1.サスペンションを調節してもらう
2.調節レバーが2つあるから分かりにくい。どっちのレバーをどっちにまわせば、サスペンションがどう変わるのか、具体的に教えてほしい。
2、については少しいじれば分かるだろ、と思われるかもしれませんが、レバーもダイヤルも硬すぎるし、かなり調節しづらいんです。それにあの自転車屋、すぐ近所だし、専門家に聞いてしまおうと思ったんです。
さて、家から500mの自転車屋、すぐに到着。
駐輪スペースに自転車をとめた。
すこし心の準備をしておこうと思った。
もしあの勇者に出くわして、「本日はどんなご用件でしょう」と聞かれたら、何て答えようか。
いくつかの選択肢が頭によぎる。
①「自転車屋さんに用事はあるから来ただけで、あなたには用事がないです」
②「サスペンションを直してほしいんですが、あなたには用事がないです」
③「いえ、用事はないです。さようなら」
って、帰るなよ!
脳内ツッコミ。
なんてバカなことをやってないで、さっさと入店しようと思って歩を進めた。
いくらなんでも、毎回毎回あんな勇者にからまれたりはしないだろう。自動ドアをくぐる。
「いらっしゃいませー、本日はどのようなご用件ですか?」
からまれた――――。
うそだろ!?
またかよ!
大勢店員が居るのにもかかわらず、よりによってそこからすすんでやってくるのはあの勇者。やっぱりおまえかーー!
憎たらしいくらいの笑顔だ。
しかし親切心でやってきただろうにむげにもできない。
断腸の思いで相談してみる。
「マウンテンバイクのサスペンションの調子がおかしいんです。レバーやダイヤルも硬くて、どっちに回せば正解なのかを教えて欲しいんです」
「なるほど・・・・・・」
みるみる顔が曇る。ほんとうに期待通りの反応。
「わかりました、担当の者を呼んでまいりますのでしばらくお待ちください」
そう言うと、奥のほうへ小走りで行ってしまった。
うん、勇者が何もできないことは分かっていた。しかし、疑問が残るよ。
担当の者ってどういうこと。その程度、いちいち担当の人を呼ばないと分からないの?
サスペンションのダイヤル/レバー担当の人ってのがいるんでしょうか・・・・・・。
どうしたんだい君!? マウンテンバイクのダイヤルのことなら俺にまかせておけ! (歯キラーン)
みたいな限定的なプロフェッショナルが現れるのだろうか・・・・・・。
いや、ほんとうにバカなことばっかり考えるようになった。だってこの勇者アホなんだもん。
正しくは、マウンテンバイクのプロフェッショナル、ですよね。分かってます。
来た。
歳は25くらいの、またしても青年。
「お待たせしました、自転車を見せてください」
マウンテンバイクがある外に案内した。
「これです。買ったときからこのレバー、硬くて回しずらかったので、今まであまりいじったことがありませんでした。レバーもダイヤルも、どっちに回せばサスペンションが柔らかくなったり、硬くなるのか、教えてください」
「なるほど」
かちゃかちゃと調整しはじめる青年。
おお、さすがプロフェッショナル。勇者と違って頼りになる。
かちゃかちゃかちゃ。
かちゃかちゃ。
かちゃかちゃかちゃ。
「うん、できましたよ」
「おお、ありがとうございます」
「それでは失礼します」
と身をひるがえして颯爽と店内へ戻っていく青年。
「は?」
ちょっとまて、どういうことだよ。
色々疑問はあるが、まず、何ができたの?
ぽつんと残されたおれ、ハンドルを握って体重をかけてみる。
あ、サスペンションが柔らかくなってる。
わーい、柔らかくしてくれたんだね。
ってアホか! (笑)
一言でも、そうしてくれとお願いしたっけか? まだしてないですよね。
それに、どっちに回せばどう変わるのかを教えてほしい、とはっきり伝えたよな。
青年を呼び止めようと背中に声をかけなかった理由はただ一つ。
こいつもアホだったーという衝撃で呆気にとられたから。
しかも、今の場面、「それではしつ」って喋ったあたりでもう背中を見せてた。
いくらなんでも失礼すぎる。
まあ、どういうふうにいじっていたのかは見ていたから、なんとなく分かったけどさ・・・・・・。
もうこの自転車屋、アホばっかりでほんとやだ(笑)