生きることは死ぬための準備だと

おれは思う。

自分が最後

どんな姿で

どんな想いを胸に抱き

最後を迎えるのか。

それをたまに考える。

側からみたら

短い人生になるのかもしれない。

もしかすると

案外

長い、のかもしれない。

言えることは

他人がどう思おうかなんて

関係ない。

それだけだ。

おれが悔いはないと言ったら悔いはない。

おれが幸せだと言ったら幸せなんだ。

頼むからおれのいうことを信じてくれ。

おれはこれでいいんだと

迷わず終わりたい。

安心して

いきたいんだ。

だからその時がきても

突然だとしても

嘆かないで欲しい。

勝手に思うかもしれないが

それがおれなんだ。

おれの良いところだけを

楽しかった記憶だけを

留めておいてくれ。

生きるとは

死に近づいていくもの。

だからこそ

おれはおれのまま

いたいと願うから。