最近家でじっくりエフェクターを調整していて、ふと思ったのが「今アナログディレイを使ってるけど、ほんとにこれでいいんだろうか?」でした。
ちなみに今使っているのがこれです。
K.S.Aji tone workshop Echologue
インドネシアの個人ビルダーが作っているわりとレアなやつです。
とにかくボディが軽くて即買いした一品です。
他にもMXRのCARBON COPYとかとも比べたんですが、ほんとに重さが半分くらいでした。
軽いのは正義であります。笑
で、2年近く愛用しているのですが、最近弾いてて「ディレイってこんなでいいのかな。もっとこう、クリアでローノイズでドラマチック(笑)なのは無いのかな」と思いまして、思案した結果「デジタルディレイを試してみよう!」となったわけです。
しかし色々な機能がついてるのは欲しくない。
なぜならば面倒臭いから 笑
とにかくツマミは3つまで。
そして壊れようがないくらい単純なものがいい。
あとは、ライブで踏みやすければOK。
その基準を満たしていたのがこれでした。
tc electronicのTHE PROPHET
お値段激安。¥5000くらいでした。
注文して一週間ほどで届き、すぐに試してみました。
結果はいかに?!
5分ほどで結論が出ました。
私にはアナログディレイが合っている。
しかも今使っているK.S.Ajiは本当に私のプレイスタイルに欠かせない存在になっている。
というのが結論です。
もちろんTHE PROPHETが悪いわけでは全くありません!
この値段で必要十分な機能、そしてクリアでタイト。
最初にこれを買っていたら、もう他のは欲しいと思わなかったと思います。
まさにディレイそのものな機種です。
でも、K.S.Ajiの良さがあるんです。もしかしたらアナログの良さなのかな。
「ディレイなんだけどリバーブの要素も大きい」
これに尽きます。
例えばHARAKIRI ZOMBIEでは「美酒」という曲の間奏部のギターリフにこのディレイをかけているんですが、隙間のないフレージングにもかかわらず、ちゃんとディレイともリバーブともつかないような「広がり感」が表現できてます。
ということで今回は自分の機材選びに非常に納得できたのでした。
釣具なんかもそうですけど、納得して使うのって大事です。
ちなみに今回のTHE PROPHETは友人が買い取ってくれることになりました!!ラッキー。笑
一件落着です。
ついでに私のエフェクターボードの写真も載せておきます。
特に高級なものとか無いです。
複雑な配線も無し。ただの直列。
ABボックスで歪み用のアンプとクリーン用のアンプの切り替えが出来るようにしてますけど、スイッチャーとかシミュレーターを駆使してる人からしたら原始人が火を使うようになったくらいのレベルです。笑
機材選びと使い方で大事にしているポイントは以下。
・とにかく壊れないこと。
・どこでも手に入ること。※k.s.ajiだけはこれに反してる、、、
・トラブルの際に原因をすぐに特定でき、すぐに排除できる。
日常的にスタジオやライブで使うものなので質実剛健が第一だと思ってます。
あ、そのための工夫としては電源を一箇所に集中せずに、いくつかに分けています。
電源由来のトラブルが起きそうなエフェクターってだいたい予想がつくので、そういうのには個別に電気を与えてます。
最近はモバイルバッテリーも利用してます。
これ。↓
ということで、ライブを目前にして自分の機材の再確認ができて良かったです。
以下、ライブ情報。
5月16日(日)
HARAKRI ZOMBIE主催
マサゾンビ手術壮行会ライブ「昼下がりの切腹」
出演
HARAKIRI ZOMBIE
森山マサル
THE OJISOUNDS(Tell King Style)
会場 那覇市 SOUNDS GOOD
開場15時 開演15時半
入場料1500ドリンク別
椅子とテーブルあり。立ち見も可。
チケットのご予約は公式サイトにて。
今回紹介した機材は以下のサイトからも購入できます。
やっぱりk.s.ajiは国内で入手は難しいのかな。検索してもなかなか出てこなかったです。このエフェクターだけは縁あってのものですね。大事に使おうと思います。
ではまた!!