第8章 韓国芸能
89.2021年CM 収益TOP8
 
 
 
12月19日に放送されたKBS芸能番組「芸能ライブ」の「チャートを走る女」で「2021年最も多くの広告料を稼いだスター」TOP8が公開されました。
 
今回はそのランキングを紹介します。
 
1位 BTS

 

BTSが2021年CM界を席巻しました。これは文句無い1位です。
グループ防弾少年団(BTS)が2021年、最も広告収益を上げたスター1位にランクインしました。

 

 

現在BTSは11ブランドの広告モデルとして活動中です。
特にマクドナルドとは日本を除いた世界各地でコラボセットメニューの「BTSミール」を作って50カ国に販売、広告料として100億ウォン(約9億円)を受領した事が知られて居ます。

 

 

他にも1社あたり50億ウォン(約4億5000万円)として知られる11個のCM収益とマクドナルドのモデル料を計算すると、単純に2021年の広告収益だけでも約650億ウォン(約59億円)と推定されます。

 

 

2位 チョン・ジヒョン

 

BTS・防弾少年団の次にCMで稼いだスターはチョン・ジヒョンでした。
1社あたりの広告料は約10億ウォン(約9千万円)で、食品や衣類など15ものブランドの顔として活動している彼女の2021年の推定CM収益は約150億ウォン(約13億5千万円)とされて居ます。

 

 

3位 パク・ソジュン

 

3位には日本でも熱い視線を受け続けるパク・ソジュンでした。
韓国で「ロマンティック・コメディーの匠(たくみ)」と評されて居る人気俳優パク・ソジュンは、日本でも大ヒットした『イテウォン梨泰院クラス』を始め多くのドラマを相次いでヒットさせ、「最も旬の俳優」・「青春スター」として君臨して居ます。

 

 

フィリピンの通信社CMとインドネシアのオンラインコマースCMにまで進出した彼は、1年毎の広告料が約98億ウォン(約8億8千万円)と推定されて居ます。

 

 

4位 チョ・ジョンソク

 

日本でもNetflix配信ドラマ『賢い医師生活』で活躍したチョ・ジョンソクが4位に上がりました。
彼は演技のみならず歌や踊りまでこなすオールランドプレーヤーとして韓国で絶大な実力と人気を誇りますが、広告界まで席巻しました。

 

 

2019年韓国「YouTube」をその対象にした彼の広告は、その年の韓国での累積再生回数1位を占め、1千万ビュー突破、広告大賞から金賞まで受賞した事でも話題になりました。

 

 

そんな彼の予想CM収益は正確には知られて居ません。
上記番組はしかし、自他公認国内トップ俳優で、最近のドラマも出れば大当たりする状況なだけに、A級広告モデル料の平均で計算し、約77億ウォン(約6億9千万円)と推定しました。

 

5位 ソン・フンミン

 

5位には韓国の誇るスポーツ界のレジェンド、ソン・フンミン選手が名を連ねました。
彼は、イギリス・プレミアリーグの「トッテナム」でチーム内の最高エースとして活躍して居ますが、最近球団と再契約を締結し、週給は約3億1400万ウォン、年俸で計算すると約160億ウォン(約15億円)になります。

 

 

それだけでなく、食品・シャンプー・カミソリなどのCM界でも活躍して居ます。
韓国文体部(日本の文科省に該当)は最近、ソン・フンミンの経済波及効果は約2兆ウォン(約1800億円)に迫っていると発表しました。
2021年、ソン・フンミンのCM収益は1年基準で約10億ウォン、6つのブランドの合計60億ウォン(約5億4000万円)と推定されます。

 

 

6位 ジェニー

 

6位にはBLACK PINKのジェニーが名を挙げました。
BTSと並び、グローバル最上位のガールグループの一員でありながら、CM界でも活躍してい居る彼女は、特有の明るいイメージと全世界の女性のワナビーwannabe(憧れの的)として、アジア初の有名メーカーのジーンズモデルに抜擢されました。

 

 

広告業界関係者によると、ジェニーの広告収入は1社あたり1年基準で約10億ウォン支払った事が知られ、5つのブランドでの広告収益はトータル50億ウォン(4億5千万円)と推定しました。

 

 

7位 イム・ヨンウン

 

7位には韓国トロットの貴公子イム・ヨンウンが上がりました。
トロット界の王子の座を占め、韓国トロット界の新しい歴史を更新して居るイム・ヨンウンは広告界でも突風を起こして居ます。

 

 

シャンプー・チキン・化粧品・時計など彼のたくさんの広告がお茶の間を賑わせ、また彼が普段好きで嗜(たしな)むコーヒーブランドのCMが、ファンの絶え間無い要望で実現すると言う快挙が起こりました。
 
彼が広告主に愛される理由は単純明快で、CMを打てば販売量が急増するからだそうです。
最近イム・ヨンウンが着ている服のブランドの売上が510%上昇した事で話題になり人気を立証しました。

 

 

今年彼の広告料は知られる所によると、1年基準約4億ウォン。
現在出演する7つの広告モデル料を計算すると28億ウォン(約2億5千万円)と推定しました。
 
8位 ユン・ヨジョン

 

8位にはユン・ヨジョンが名を連ねました。
2020年4月の米国アカデミー賞授賞式でオスカー・トロフィーを受賞した彼女は広告界の優良株として急浮上し、なんとビールの広告にまで進出しました。

 

 

ユン・ヨジョンに惚れた理由を広告界の担当者たちは「10代·20代·30代まで女性の方々の憧れの的なのです。『私もああならなくちゃ』『この広告は他の誰もできない』と言う特別感が彼女の最大の魅力です。」と語りました。
 
高齢にも関わらず「ファッション・ピープル」らしくファッション・アプリの広告から、銀行・家電・通信社・洗剤・家具などイメージを重視する業種のCMに多数登板し、2021年稼いだCM収入だけで約3億ウォン(約2700万円)と推測しました。
また、2021年4月映画「ミナリ」での受賞以来、CM料レベルがUPしたと推測、今年7つの広告収益で約21億ウォン(約1億8千万円)と見られて居ます。

 

 
以上、「2021年最も多くの広告料を稼いだスター」TOP8を見ましたが、不景気の世の中でも景気の良い話ばかりで、羨ましい限りです。
オミクロン株が一服してコロナ禍が終息した暁(あかつき)には、我々庶民にも景気の良い話しが多く舞い込む事を願わずには居られません。

 

 

<参考文献>
KBSワールド 芸能ライブ
[종합] '연중' BTS, 올해 광고 수익 '650억' 1위→2위 전지현... 3위 박서준 他
 
#韓国ドラマ #韓国時代劇ドラマ #韓国映画