べ様・・・
神楽坂先生の恋愛ハッピーENDです。

()の中には、主人公の名前が入ります♪

第10話(2重人格の真相)


主人公「とにかく・・・話して・・・あなたが知ってること・・・」


千尋「・・・抵抗はしないのか?」


主人公「しても・・・無駄なんでしょ?」


千尋「ご名答。さて、どこから話してしまおうか・・・。俺たちは

元は二つの身体と二つの性格を持った双子だった・・・。」


主人公「千尋さん・・・なんでしょう?」


千尋「おや・・・思い出したのか?火事のこと。」


主人公「・・・ちがう・・・新聞を見たの・・・」


千尋「真尋は俺の弟さ。鈍くさくて頭も悪い・・・双子だという

のにどうしてこんなに違うのか・・・良く、そう言われてた。」


主人公「・・・その真尋さんは・・・どこにいったの?」


千尋「真尋はここにいる。」


主人公「意味がわからないわ・・・」


千尋「それじゃあ、こう言おうか・・・。弟が兄を殺した。不出

来なものが出来のよいものに嫉妬して・・・火事のどさくさにま

ぎれて・・・。」


主人公「・・・え・・・」


千尋「・・・そして真尋だけが、生き残った・・・」


主人公「・・・っ、そんな・・・馬鹿な・・・こと・・・」


千尋「しかし、一人になった真尋は、罪の意識から、俺を生

み出した・・・」


主人公「・・・嘘よ・・・」


千尋「真尋は千尋になりたかったのさ・・・ずっと・・・あいつはな

にもかも俺に叶わなかったから。」


主人公「・・・っ・・・」


千尋「もう、やめる?」


主人公「いえ・・・聞きます・・・」


千尋「ふふ・・・あいつは卑怯者さ。俺が邪魔だったから俺を

見捨てて・・・火事の時に逃げやがった。」


主人公「火事・・・って?私を助けてくれた?」


千尋「火に魅せられたのは・・・お前を助けたことがきっかけだ

った」


主人公「どういう意味?」


千尋「子供の火遊び・・・誘ったのは・・・真尋だよ」


主人公「・・・え・・・」


千尋「方々に火をつけては、火事だと騒ぐ・・・新聞でもては

やされて嬉しくなった真尋は・・・そういう行為を繰り返し・・・と

うとう、俺を・・・」


主人公「そんな・・・こと・・・」


千尋「そして火事で俺は死んだ。真尋は自分の責任を俺に

押しつけて・・・優秀だった俺に成り代わったのさ・・・」


主人公「・・・ ・・・」


千尋「信じられないだろう?」


主人公「・・・ええ・・・」


千尋「真尋と千尋はずっと、真尋という身体の中に共存して

たのさ・・・」


主人公「ずっと、あなたは?先生の中に・・・?」


千尋「そう・・・ずっと・・・それが、とあることをきっかけに表に出

ることが出来た・・・お前だ。」


主人公「・・・っ・・・」


千尋「俺達の中にある、強烈な共通の思い出・・・お前を助

けたこと・・・そう言うなればお前は、俺を救ってくれたんだぜ・・・」


主人公「・・・そんな・・・」


千尋「開放されてから、俺はずっとお前を見てた。お前に害を

なす物、お前に似合わない物・・・全てを排除して・・・」


主人公「それじゃあ・・・全ての事件は・・・まさか、やっぱり・・・


千尋「お前は俺の恩人だから、な?そして、これからは・・・ず

っと俺のそばにいる・・・俺のものだ。」


主人公「・・・っ・・・」


千尋「さぁ、お話はおしまい・・・どう?これで・・・すべてを諦め

られたかな?」


主人公「・・・・・・」


千尋「俺はあるべきところに戻った、ただそれだけのこと。」


主人公「先生・・・」


千尋「どうした?」


主人公「先生を・・・出して・・・」


千尋「・・・出してやるよ、お前が俺の思い通りになってからな。」


主人公「やだ!今すぐじゃなきゃ・・・!」


千尋「・・・わがままだなぁ・・・お姫様は・・・」


主人公「そういう条件よ」


千尋「うるさい、ごちゃごちゃ言うな・・・俺に指図するなよ・・・」


主人公「きゃっ・・・う、うそつき!やだ、離してっ!」


千尋「・・・っ、くそ・・・っ・・・!」


主人公「あ・・・血が・・・」


千尋「くそ・・・赤い・・・赤が・・・ ・・・」


(どうしちゃったの?いきなり・・・動きが・・・)


真尋「・・・っ・・・()・・・だすけ・・・て・・・くれ・・・」


主人公「・・・え?」


真尋「私を・・・呼んで・・・」


主人公「・・・先生!?先生・・・なんですか!?」


真尋「・・・なまえ・・・を・・・よん・・・で・・・っ」


主人公「・・・!?・・・先生っ!真尋・・・真尋先生ッ!!」


千尋「・・・っ・・・!」


主人公「帰ってきて!私の所に・・・ここに、いてっ!」


千・真「・・・ ・・・」


主人公「・・・ ・・・」


真尋「・・・()さん・・・」


主人公「・・・先生?」


真尋「あぁ・・・戻れた・・・なんだか・・・ずっと、もやの中に閉じ

込められて」


主人公「よかった、良かった!」


真尋「っ、()さん・・・」


主人公「・・・先生・・・」


真尋「貴女に助けられてしまいましたね。」


主人公「・・・いえ、私は・・・なにも・・・」


真尋「私は・・・なにか言ってましたか・・・?」


主人公「ええ、すべてを・・・」


真尋「では・・・私の、忌まわしい過去も・・・知ってしまったのですね・・・」


主人公「・・・・・・」


真尋「千尋はなにを?」


主人公「かいつまんで言うと・・・」


--------------------


真尋「--それは、大筋で間違ってはいません。けれど・・・

私に弁解をさせてくれますか?兄が・・・千尋が亡くなった火

事の原因を作ったのは私ではない・・・兄は残酷な人でした。

貴女を助けて以来・・・まるで火に魅入られたように・・・」


主人公「・・・・・・」


真尋「私は恐ろしくて・・・兄を止めることが出来ず・・・今更・

・・こんなことを言っても・・・何の意味もありませんが・・・」


主人公「・・・・・・」


真尋「あの時・・・恐れずに兄を止めていれば、恐れずに兄を

救い出していれば・・・」


主人公「先生は、悪くないよ・・・」


真尋「あ・・・」


主人公「昔あったことは、消せません・・・でも、前を向いて・・・私を

・・・一緒に歩いて行きましょう。先生が真尋とか千尋とか・・・そんなの関係ない」


真尋「()・・・」


主人公「私・・・先生が好きです。

先生がどんな人でも構わない。先生が好き・・・」


真尋「・・・私が?」


主人公「そう、目の前にいる・・・先生が好き・・・」


真尋「・・・これは、自分自身に対する問いかけなんですが・・・」


主人公「はい・・・」


真尋「私は、私の気持ちという物に・・・自信がないのです。

今、目の前にいる貴女を抱きしめたい・・・

そして、ありったけの愛をささやきたい・・・そう思う気持ちは・・・」


主人公「・・・先生・・・」


真尋「はたして・・・私のものなのだろうか、と・・・」


主人公「それは・・・」


真尋「確かめても・・・良いですか?


主人公「どうやって・・・?あ・・・」


腐乙女ブログ-真尋先生

真尋「こうやって・・・


主人公「せ、んせ・・・」


真尋「・・・()・・・目を閉じてくれますか」


主人公「・・・はい・・・・・・」


真尋「そう・・・貴女は目を閉じてもかわいらしい・・・」


(・・・私・・・先生とキスしてる・・・?)


真尋「・・・心臓が、ドキドキしていますね。ほら・・・」


主人公「は、はい・・・」


真尋「・・・やはり、私は・・・貴女のことが・・・好きなようです」


主人公「・・・先生」


真尋「悩んでいたのです。この気持ちは、私のものなのか・・・

この間・・・あの不良の手から貴女を救い出した時・・・確かに

あれは私自身だった」


主人公「はい・・・確かに・・・」


真尋「だから、こうして・・・貴女の唇に触れるまでは・・・確信

が持てなかった・・・」


主人公「・・・・・・」


真尋「なんだかずっと、今まで・・・本当の自分ではなかった気

がします・・・。深い眠りの途中で、貴女に目を覚まさせてもら

ったような・・・」


主人公「私、王子様ですか?」


真尋「私にとってはね・・・勇ましくかわいらしい・・・」


主人公「・・・っ、先生、ずっと・・・ここにいてください。」


真尋「・・・()・・・」


主人公「いてください・・・」


真尋「そうしたい・・・ずっとこうして、

貴女を抱きしめて離したくありません・・・でも・・・」


主人公「でも・・・?」


真尋「・・・私は、いつまた・・・貴女を傷つけるか・・・」


主人公「・・・私、それでも構いません・・・」


真尋「・・・え?」


主人公「先生が・・・先生なら・・・私、なにをされても・・・」


真尋「貴女は・・本当にいけない子です。」


主人公「先生・・・だから、なにがあっても・・・

絶対に私のそばに・・・戻ってきて」


真尋「貴女が・・・私の名前を呼んでくれる限り・・

必ず戻ります・・・()・・・」


主人公「先生・・・」


真尋「もう一度・・・キスしても、良いですか?


腐乙女ブログ-真尋先生

主人公「・・・はい・・・先生・・・大好きです・・・」


真尋「私も・・・」


-----------------


結局、それ以来千尋さんは姿を現さなくなり・・・私と先生は

・・・元の生活に戻った。


あとでわかったことだけど・・・千尋さんと先生が入れ替わるきっ

かけとなるのは・・・赤い色を見た時だということ。


そして、さらに言うと・・・一連の事件は全て別の犯人がいたと

いうことがわかった。
つまり、千尋さん・・・先生はなにもしてなかったんだ。

(だよね~?じゃないと・・・先生死刑じゃん?

シ・カ・バ・ネ・でも愛してるよー♪

ってともゑ的なENDになりますよ。)


ただ、バラの花を燃やしたのだけは・・・おそらく千尋さんの仕

業だろうって・・・

あそこは・・・私と、先生、つまりは千尋さんの思い出の地だか

ら・・・。


だって・・・先生は・・・

今でも時々ちょっとだけ不安になる・・・

先生かいつ千尋さんになってしまうか・・・

でも、この間先生に言ったことは本当。

先生が好きだから先生のすべてを受け入れてあげたい。

弱さも・・・そのもろさもすべて・・・

そんな先生の全てが好きだから。


私の大事な人・・・なんだもん。


---------------


こんな感じでした!!

って全部載せちゃってますが・・・汗


次は、都賀井先生に行きます!

リベンジ♪♪