
2008年12月28日(日)
第53回有馬記念(GI)
芝・右 2500m サラ系3歳上 オープン (国際)(指定) 定量
1956年、本競走の前身である『中山グランプリ』が創設された。当時、暮れの中山競馬は中山大障害が最大の呼び物であったが、東京競馬場の日本ダービーと比較すると華やかさに欠けていたことから、当時の理事長でもあった有馬頼寧が、中山競馬場の新スタンド竣工を機に、暮れの中山競馬にも日本ダービーに匹敵する大レースをと提案し、当時としては他に例を見ないファン投票による出走馬の選定方法を用い、芝・内回りコースの2600mで行われた。
ところが、第1回の成功の興奮が冷めやらぬ翌1957年1月9日、創設者である有馬理事長が急逝したため、同氏の功績を称え、競馬の発展に尽力した同氏の名前をとり、『有馬記念』と改称された。
その後、1960年に芝・外回りコースに変更されたのち、1966年から芝・内回りの2500mに変更され、現在に至っている。本競走は、創設時から変わることなく中山競馬場を舞台に行われ、中央競馬の一年を締めくくるレースとして定着、幾多の名馬たちが中央競馬の歴史に語り継がれる名勝負を繰り広げてきた。
出走資格は、1971年に混合競走となり外国産馬にも門戸が開放され、また、1995年には地方競馬からの候補馬にも出走資格が与えられた。翌1996年から従来の推薦方式を廃止し、ファン投票上位10頭ならびに競走成績を考慮して出走馬の選出が行なわれるようになった。
また、外国馬については、2000年から2006年まで同年のジャパンカップ優勝馬のみに出走資格が与えられていたが、2007年から国際競走に指定され、外国馬の出走枠は6頭に拡大された
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2008/1228_1/syutsuba.html
1 1 カワカミプリンセス 牝5/鹿毛 55.0kg 横山典弘
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2 2 ベンチャーナイン 牡3/鹿毛 55.0kg 柴田善臣
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3 3 コスモバルク 牡7/鹿毛 57.0kg 松岡正海
3 4 エアジパング せん5/鹿毛 57.0kg 藤田伸二
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4 5 フローテーション 牡3/栗毛 55.0kg ルメール
4 6 エアシェイディ 牡7/栗毛 57.0kg 後藤浩輝
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5 7 アルナスライン 牡4/鹿毛 57.0kg ペリエ
5 8 スクリーンヒーロー 牡4/栗毛 57.0kg デムーロ
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6 9 メイショウサムソン 牡5/鹿毛 57.0kg 武豊
6 10 マツリダゴッホ 牡5/鹿毛 57.0kg 蛯名正義
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7 11 ドリームジャーニー 牡4/鹿毛 57.0kg 池添謙一
7 12 アサクサキングス 牡4/鹿毛 57.0kg 四位洋文
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8 13 ダイワスカーレット 牝4/栗毛 55.0kg 安藤勝己
8 14 アドマイヤモナーク 牡7/鹿毛 57.0kg 川田将雅
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<いちファンの本線は~お誕生日の1=9馬券>
1 1 カワカミプリンセス 牝5/鹿毛 55.0kg 横山典弘
カワカミプリンセス(牝5・西浦勝一)は、2006年に無敗でオークス・秋華賞を制した実力馬。ウオッカとダイワスカーレットの活躍の影に隠れてしまった感はあるものの、前走のエリザベス女王杯で2着に入り、復活への道を着々と歩んでいる。
6 9 メイショウサムソン 牡5/鹿毛 57.0kg 武豊
今年は勝ち星から遠ざかっているメイショウサムソン(牡5・高橋成忠)だが、春には天皇賞(春)、宝塚記念で2戦連続してアタマ差2着と、高いレベルで接戦を演じていた。前走のジャパンカップ(6着)は、凱旋門賞(10着)遠征明けで、馬の体調と相談しながらの、ゆったりとした仕上げだった。この有馬記念で、GI4勝の底力を発揮して、有終の美を飾りたいところだ。
6 10 マツリダゴッホ 牡5/鹿毛 57.0kg 蛯名正義
7 11 ドリームジャーニー 牡4/鹿毛 57.0kg 池添謙一
8 13 ダイワスカーレット 牝4/栗毛 55.0kg 安藤勝己
5 8 スクリーンヒーロー 牡4/栗毛 57.0kg デムーロ
GIホース8頭をはじめとする14頭の精鋭がエントリー。年度代表馬の行方を占う意味でも、重要な一戦となるこの大一番を制するのは、いったいどの馬か?2008年の総決算にふさわしい熱き戦いが見られることだろう。
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