秋の講習会
無事秋の講習会終わりました。本当に久しぶりでした。
昔は200人くらい参加者がいたのかな?大きな会場を借りて道具を運び出し、大変な作業でしたが、今は数十人。道具を運び出すこともなく自宅でできる規模になりました。それが良いのか悪いのか、下座床だのなんのと言い訳せず、きちんとした形のお稽古ができます。参加者のほぼ全員が直接お稽古を見ていただけます。コロナ前なら、時間が余ると花月を追加したり、流し点をしたりということもありました。今はそういう時代ではなくなりましたね。
先生の控え室
接待係の人以外入れない先生の控え室、本邦初公開❗️前日きれいにお掃除していただきました
尋牛斎宗匠の色紙で菊絵賛『延年』
前には伏見人形の寅🐯さん
今年もぼちぼち終わりが見えてきました。
今回は高齢の母が久しぶりで先生にお会いするので、長寿の意味で『延年』も良いかな?と。
講習科目は4つ
壺飾り
且座(炉)
茶通箱
薄茶
掛物は、而妙斎筆懐紙『紅葉舞秋風』
茶壺は、橋本城岳作の飾り壺。今回初めて使うので買ったままで口紐が長いのですが、どの辺で切れば良いのか分からず、長さを先生にご教示いただいてから切ろうと思って使ってみました。流派によって長さが違うようですね。
棚には今から茶入を飾ります。
且座の後
花入は、尋牛斎宗匠の御銘で竹置筒花入 銘『常盤』
お花は、聞き忘れました😓 皆さん、たくさん持ち寄ってくださって、椿と菊と照り葉が山のように集まりました。
(お花をありがとうございました😭)
且座は何にもお道具を聞かないからつまらないですね。そしたら、半東さんが薄茶を点てている間は多少は道具のお話をしても良いとのことでした。ムムム、また変わったのかな?且座は七事式の中ではくだけ具合が中くらいなので、やり取りが全くない訳でもなく、正客と東さんの間で少しは良いようですね。
棚は、初めて使います
『即中斎好み青漆爪黄四方棚』
爪紅ではなく爪黄になっています。
買ったきりお蔵入りしていました。
水指は、徳泉さん作の葡萄タナ🍇
棚には今から茶通箱を飾ります♪
少人数なので、和気あいあいと細かいところまでご教授いただきました。先生との距離が近いので質問もしやすかったです
終了後先生はお昼をとられて特急でお帰りに、皆さんは点て出しのお茶をいただき、お開きになりました。
亥の子餅
吹き寄せのお茶碗
今日も楽しく勉強しました
皆さん、先生に直されたところに注意して11月もお稽古頑張りましょう♪