1973年作品。



映画館で見るのは、これが初めて。

昔、テレビで見たと思う。


でもまあ、忘れてた。




あまり期待もせずに、シネマート新宿に見に行きましたが…

めっちゃ楽しい、おもしろい。


刑事の捜査モノをベースにして、エンターテインメントの要素を、いろいろまぶした、その楽しさ。













(当時から見た) 未来は、すげえヒドイ世界だよとゆう…

ディストピアSFであり、その意匠がレトロフューチャー的におもしろくて、ゆかい。


未来世界。

それと同時に、多くの人間が在庫過剰みたく扱われるのが…

昔の大恐慌時代のようでもあるのは、ホンマにレトロ (風)





原作のコトは、まったく知りませんが…

未来は「ここまでヒドくなってるんだよ!」とゆう、想像や予想の、当たり外れ。


インターネット的なモノは、想像できなかったらしい。

それはそう。




ともかく、いちいち楽しくなる娯楽アクションの傑作。



フライシャー特有の、ポンポンハナシをすすめるテムポのよさ。


それでいて、アクションはキッチリ描くおもしろさ。













チャールトン・へストン。

彼と、エドワード・G・ロビンソンの、同居生活。

これも、なんだかよくわかんないけど楽しい!




人間の役割が (上から) 勝手に決められてる管理社会とゆう設定、エゲツないねえ。


上のほう、つまり…

国家や、超国家的な存在のおそろしさ!




メインのストーリーは、その上層のほうの奴らの陰謀、そこに絡むチャールトン・へストン。



ラストのチャック・コナーズとの銃撃戦もいいんですが…

暴動鎮圧のシーンの、ザックリした描写!


お前らを人間扱いは、せえへんからな、とゆうホイサッサなマシーン駆動。



ドリーム・マシーン (ちょっと違う) に、自らすすんで入る、エドワード・G・ロビンソンの哀しさ!


いやあ、おもしろい。


フライシャー最高。