もうすぐ師走。

11月もあっというまに過ぎた。

 

湯村温泉で地元で水揚げされたタグ付きのカニをいただき、

翌日は竹野海岸の砂浜沿いの遊歩道を妻の付添で500mほど、

腕の振りを意識して歩いた。

 

京都は、東福寺の紅葉と、貴船神社界隈に、それぞれ別の日に

行った。段差や傾斜ではふらつき、もう妻の介助なしでは転倒必至だと

自覚した。

 

会社とは一応、職場復帰前提で休みをいただいている関係だ。

週4回の訪問リハビリを受け、毎日、階段の直線部分6段を昇降

30回と、8mほどの廊下を方向転換リハを兼ね20往復している。

それでも、実戦の外歩きでは成果がみられず復帰は遠のくばかりだ。

 

若くして社会から離脱を余儀なくされた悔しさはもう、ない。

あるのは、日々ダウンしてゆく身体機能へどう対応してゆくのかの

途惑いと打開に向けた模索しかない。