私のスマホと義母の携帯が壊れた。
車の運転は苦手だが、どうせなら一緒にとスーパーマーケットに併設されている携帯電話の窓口にむかう。

車中の会話は毎度毎度気を使う。どうせこちらに興味がないのだから、この間、私たちが旅行に行ったときの事は何も話さず、義母の趣味のスポーツについて話を向けた。

運転していると路面が怪しく白く光りだした。
それがだんだんと範囲が広くなり、路面が以前の積雪が凍ったものと気がついた時はもう遅かった。轍が固く凍りつき、タイヤの進路を鋭く遮る。他の車はどうかと見てみたが、特に運転に障害があるようでもなく、普通に運転している。私だけ左の端の車線にいたので他の車の走っている右車線に移ろうとしたが、前に入れてくれる車は一台もなかった。

そのうち交差点に差し掛かり、赤で止まろうとしたらタイヤがロックして滑ってしまい、前の公共の清掃車にかすかにぶつかってしまった。あれぐらいの衝撃だったら、もしかしたらドライバーは気がつかなかったかもしれない。と、いうかどうか気がつかないでください。

スーパーマーケットは地元で一番大きく、漁村の脇にも大きな駐車場を擁している。もちろん、スーパーの建物側の駐車場の方が近くて便利だが、混んでいるし私は車庫入れが苦手で空いているところでないと困るし、アイスバーンにほとほと疲れ果てたのでいつものように魚網の干してある漁師小屋の脇に停めた。義母が、えーなんでーという顔をしていたので、あちらに停めますかと譲歩したら、別にいいわとそっけなく答えられた。

駐車場を抜けてスーパーに向かっていたら、突然そこは侍の時代の戦場になり、頭の上をヒュンヒュン矢が飛び交い出した。見知らぬ若侍が血まみれで私に覆いかぶさってきた。その体を支える私もいつの間にやら同じような若い侍になっていた。兎にも角にも、この見知らぬ青年が倒れこんできたおかげで私の命は助かったわけだ。


と、いう夢を見た。
何人かが集まり香木のワークショップをひらいている。
私は香木に興味があって参加した。
総勢八人くらいの参加者でデパートのテナントの一つである香木の店にやってきた。
講師から様々な香木の香りを教えてもらう。
私はそれだけでは飽き足らず、火鉢の灰に潜り込ませて寝かせている炭になった香木をほじくり出して匂いを嗅いでいた。すると他の参加者も真似をし始めて我れ先にと灰をほじくり出して困った。

火鉢を挟んで対角にいる若い女性が、自分の友達が私の義理の妹を気に入っているので渡りをつけて欲しいと声をかけてきた。そういえば、義理の妹は独身時代にひと月に30人もの男女の男性に告白されたと言っていた。もちろん、ダメだと答えた。


と、いう夢を見た。
私には珍しく、黒のグランチェックのミニのワンピースに黒のベレー帽を被っている。
バブル時代のオリーブ少女のような格好をしている。

外資系大型スーパーマーケットに来た。
店内に入るとレジの前は驚異的な長さの列が延びている。
あーあ、とため息をついて顔をあげると下の弟が列に並んでいるのが見えた。
これはラッキーと思い、一緒に買ってというジェスチャーを送ると、わかっているとばかりニヤリと返してきた。

会計に間に合わせるため急いで店内を物色、特売の山を見ると大きな透明のビニールにセットされたものが見えた。プレーンヨーグルト4パック、玉うどん4パックで148円、夢の中では安いかどうか、考えていたけど、冷静に考えれば破格の安さである。

急いで列に加わる。弟のところに横入りさせてもらった。
脇に幼稚園児くらいの男の子がいる。
見知らぬ中年男性も一緒にいる。
このスーパーマーケットのレジの混雑は恒常的で、客を飽きさせないためにサービスの一環として通路に大きな水槽がある。魚がチラチラ泳いでいるのが見える。
すると黒のウェットスーツに身を包んだ男が水中にはいってきた。
身の丈ほどもある大きなサーベルを持っている。突然、店内に往年の歌謡曲が流れ出した。みんなよく知っている歌唱力の際立った男性歌手の曲だ。
その曲に合わせてウェットスーツの男は水中でサーベルを振り回し出した。小さい男の子はそんな曲は知らないはずなのに、体を揺らしてリズムを取りだした。
水中のサーベルを振り回す姿を夢中になって見ている。
とうとうその場に座り込んでそこから離れなくなった。



と、いう夢を見た。