海にいる。薄暗い時間。
入江の海辺の薄明かりはまるで人工の照射のような、なんだか嘘っぽい風景だ。
首を大回しに左右に動かせば、書割の端が見えそうだ。

波打ち際に行くと漁網で仕切りがされていた。
海岸線に垂直にいくつも遮られている。
そのうちの一つに近寄ってみるとそこは桜貝の仕切りのようで、
波間に美しいピンク色の貝殻が踊っていた
しかし、よくみると本当の貝殻はほんの数枚で、
ピンク色の物体の多くは付け爪にピンク色のマニキュアが塗られネイルアートが施されているものだった。



海岸から立ち去り、ディズニーランドのような楽しげな場所にいる。
となりには見知らぬ女性、目抜き通りをその女性と歩いている。
道の傍らにミニ盆栽を売っている店があった。
女性は興味深げに近寄り、その一つを手にとった。
盆栽の植え方にミッキーの形が隠れている。
私は最初は買うつもりがなかったが、彼女が買うならと自分も財布を出して支払いをした。
それなのに彼女は興味が薄れたようで買わなかった。何だかがっかりした。



バスに乗って帰る前にトイレに寄った。
中は混んでいて、男女共用のようだった。
ようやく私の番がきて中にはいると隣にもう一つ便器があった。あぁ、まただ、、、
(私の夢に出てくるトイレは兎角、ドアがなかったり、誰かのそばで用を足さなければいけないという状態で登場する)
今回の私は、今まで甘んじて受けてきたトイレでの恥辱を払拭すべく、用を足している最中に隣に入ってきた人を追い出し、そして終いには壁の中に手を突っ込み、折り畳みのドアを引き出してやった。



と、いう夢をみた。


つい昨日まで物凄い土砂降りだった。
家の脇は森になっていて、雨が降ると舗装されていない獣道は関東ローム層の赤土があらわになり、特有のぬめりで足をとられる。

獣道に沿った形で小川が流れているが、雨後の水量は増し、濁流のうねりとなっている。
なぜか私はその川を遡上している。
濁流に逆らって足元にある岩場を足がかりに川を這い上がる。
かなりの急斜面を上り詰め、あと一歩のところで足が動かなくなった。
私は夫を呼び、夫の腕を掴んで体を引き上げてもらった。


と、いう夢を見た。
ここは私が12歳まで住んでいた会館だ。
二階にはベランダがある。(実際にはない)
家の角、2辺がすべてベランダになっている。
ここのベランダの角のところには通勤、帰宅時間になると見知らぬ人が立っていることがある。
ある時、女子大生風の風貌の女性がベランダにたって何かを待っているようだった。
なぜそこにいるか尋ねると、ここは近道なのだそうだ。
いったいどこから現れるのか、全くわからない。
ここは個人的なスペースなので遠慮して欲しいと言っても次々と現れる。
多くは若い女性で、ミニスカートを身につけていたり、ハイヒール、厚底のブーツを履いていたり、おしゃれには気を配っているようだ。


ある日、私は外に出て家を見渡した。
するとベランダの角のところの真下に一本の鉄柱が打たれ、
左右互い違いに足がかりとなる横棒が打たれていた。
みんなここから来るのか。
あの、ミニスカートやらハイヒールの女子もここから上がっているのか。


ある薄暮の時間、また別の女子がそこに突っ立っていたので、
この間、厚底のブーツの女子が足をくじいたのよと嘘をついて脅かしてやった。



と、いう夢を見た。