会社の催しか何かでキュイジーヌを予約したそうだ。
駅から地下街を抜ければそのレストランがある雑居ビルにつながるはずだった。
仕事の後、会社の仲間とのんびり向かっていると、ふっと強烈な香水が香ったと同時にパンパンにはちきれそうに盛り上がった胸元が視界に入ってきた。小さめの麻のジャケットとゆるく巻いた髪の毛で多少は覆われているが、かなり迫力のある体。ああ、別の部署にいる○○さんか。真っ赤に塗った唇の口角がくいっと上がったまま話す人で、今夜は楽しんできてねと言って別れた。
地下街は服のお店がたくさんあり、みんなでセール中の服やウインドウのコーディネートを見ながら歩いた。すると前を歩いていたフミエさんが気になった服があるという。普段フミエさんは地味なベージュとか、グレイ、黒の服が多い。今試着しているのは原色の黄色だ。着なれない服で彼女自身戸惑っているようだけど、私はとても似合うと思った。
地下街の商店がだんだん少なくなり、薄暗く狭い地下道になってきた。
古い緑の公衆電話が置かれている。その先に雑居ビルの入り口があるはずだ。
佐藤さんと熊谷さんを待っていた。
熊谷さんは可愛らしいマナちゃんという女の子を連れてきている。
雑居ビルの階段は暗くて汚い。前にきた時はこんな汚くなかったのに。
階段で四階まで上がると目指す店は移転していた。
駅からずいぶん離れた「岩手館」というビルに入っているらしい。
道順が手書きの汚い地図が貼ってあった。
国道沿いに移っていてタクシーに乗った方が良さそうだ。
私とマナちゃんは四階のトイレを借りた。
四つトイレが並んでいてどのドアも空いていた。
しばらく誰も使っていない様子だ。
私が用を足して手を洗っていると、マナちゃんがいないことに気がついた。
空いているドアを覗き込んでもいない。
私は焦った。まさか誘拐では。。。
マナちゃんは何か勘違いして下の階のトイレに行ったのかな。
私は三階のトイレに急いで行き、すべてのドアを覗き込んだ。
やっぱりいない。
そして二階のトイレに急ぐと、洗面台で大きな女が前かがみに覆いかぶさって執拗に手を洗っていた。女は白く長いネグリジェを着て長い髪は垂らすに任せて横顔が見えない。
この世の人ではないようだ。
私はその奥にあるトイレにもしかしたらマナちゃんがいるかもと思い、
思い切って「マナちゃん!!」と声をかけてみた。
すると、女がこちらを振り返った。
ああ、何ということだ。
顔だけがニコニコ笑ったマナちゃんの顔だ。
私はもうマナちゃんはダメだと思い、かわいそうだが急いでその雑居ビルを出て、
一階から外に飛び出した。
道路に出るとたくさんの猫がひとかたまりに集まってこちらに牙を剥いている。
私に向かって飛びかかってきたので手近にあったゴルフクラブを振り回した。
猫には当たらなかったが、本当はこんなことをしたくないと心の中で思っている。
と、いう夢を見た。
駅から地下街を抜ければそのレストランがある雑居ビルにつながるはずだった。
仕事の後、会社の仲間とのんびり向かっていると、ふっと強烈な香水が香ったと同時にパンパンにはちきれそうに盛り上がった胸元が視界に入ってきた。小さめの麻のジャケットとゆるく巻いた髪の毛で多少は覆われているが、かなり迫力のある体。ああ、別の部署にいる○○さんか。真っ赤に塗った唇の口角がくいっと上がったまま話す人で、今夜は楽しんできてねと言って別れた。
地下街は服のお店がたくさんあり、みんなでセール中の服やウインドウのコーディネートを見ながら歩いた。すると前を歩いていたフミエさんが気になった服があるという。普段フミエさんは地味なベージュとか、グレイ、黒の服が多い。今試着しているのは原色の黄色だ。着なれない服で彼女自身戸惑っているようだけど、私はとても似合うと思った。
地下街の商店がだんだん少なくなり、薄暗く狭い地下道になってきた。
古い緑の公衆電話が置かれている。その先に雑居ビルの入り口があるはずだ。
佐藤さんと熊谷さんを待っていた。
熊谷さんは可愛らしいマナちゃんという女の子を連れてきている。
雑居ビルの階段は暗くて汚い。前にきた時はこんな汚くなかったのに。
階段で四階まで上がると目指す店は移転していた。
駅からずいぶん離れた「岩手館」というビルに入っているらしい。
道順が手書きの汚い地図が貼ってあった。
国道沿いに移っていてタクシーに乗った方が良さそうだ。
私とマナちゃんは四階のトイレを借りた。
四つトイレが並んでいてどのドアも空いていた。
しばらく誰も使っていない様子だ。
私が用を足して手を洗っていると、マナちゃんがいないことに気がついた。
空いているドアを覗き込んでもいない。
私は焦った。まさか誘拐では。。。
マナちゃんは何か勘違いして下の階のトイレに行ったのかな。
私は三階のトイレに急いで行き、すべてのドアを覗き込んだ。
やっぱりいない。
そして二階のトイレに急ぐと、洗面台で大きな女が前かがみに覆いかぶさって執拗に手を洗っていた。女は白く長いネグリジェを着て長い髪は垂らすに任せて横顔が見えない。
この世の人ではないようだ。
私はその奥にあるトイレにもしかしたらマナちゃんがいるかもと思い、
思い切って「マナちゃん!!」と声をかけてみた。
すると、女がこちらを振り返った。
ああ、何ということだ。
顔だけがニコニコ笑ったマナちゃんの顔だ。
私はもうマナちゃんはダメだと思い、かわいそうだが急いでその雑居ビルを出て、
一階から外に飛び出した。
道路に出るとたくさんの猫がひとかたまりに集まってこちらに牙を剥いている。
私に向かって飛びかかってきたので手近にあったゴルフクラブを振り回した。
猫には当たらなかったが、本当はこんなことをしたくないと心の中で思っている。
と、いう夢を見た。