瀬戸ツクルスクールはすべて関わる人の善意で行っているので、お金はありません(笑)
食費も300円と制限しています。
学校給食と同じくらいのコストにしたいということで300円に設定しました。
そこで何を学べるのか。
リソース(資源)を大切にする。
毎回限られた予算のなかで昼食を作るので、必ず冷蔵庫に何が残っているかを確認してから昼食メニューを考えます。
少し言い換えると「自分の持っているものを普段から確認する」ということになります。
もう少し言い換えれば、「リフレクション」の実生活バージョンです。
ないものに対してねだったり、不満をいうのではなく、今あるものをしっかりと確認するということになります。
人とのつながり、モノとのつながりに感謝できる
お金がないので、学校をつくった当初はみなさんに寄付のお願いをするしかありませんでした。
そして、たくさんの寄付をいただきました。
普通の学校にいっていると、そこにモノがあるのが当たり前。
そろっていなかったり、壊れていると文句すら言う。
普通に学校にいっていると、面倒見てくれる人がいるのが当たり前。
だってお金もらってるでしょって感じてる子どもたちもそこそこいるんじゃないかな。
でも、ツクルスクールはそこに人がいてくれないと学校が成り立たないから、人がそこにいるということだけで本当にありがたいなと思える。
感謝の気持ちを持ちやすいんじゃないかな。
また、人とのつながりでいうと、少し違う一面になるけれど、参加人数が少ないと、昼食の予算も少なくなるからいろいろと大変。
一人より二人、二人より三人。多いほうが、より豊かな食生活が送れる。そんなことを体感できる。
一人でやるよりみんなでやることのほうが豊かになれる。
そんな経験になるんじゃないかな。
工夫を考える
あるなかでなんとかしなければいけないので、やっぱりいろいろ考えます。
どうやったらやりくりしやすいだろう。
何だったらお金をかけずにできるだろう。
どうやったらお金を手に入れることができるだろう。
生々しいですが、生活をしていくうえではきちんと考えなければいけないことであると思っています。
そんな風に過ごしていると、できるかな?ではなくて、どうやったらできるかな?という思考が育ちやすいと思っています。
こんな思考↓
プレイフル・シンキング
- 著者上田 信行
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- 出版日2009/07/03
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- 単行本192ページ
- ISBN-10488335220X
- ISBN-139784883352203
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