「よくわかる学校現場の教育原理」
堀先生、一度だけ直接講座を受講したことがあります。
その独特の風貌と講座内容が強く記憶に残っています。
その後、明日の教室DVDも観ました。→http://www.sogogakushu.gr.jp/asunokyoshitsu/dvd_014.htm
そしてこの本。
学校教員でもない私が読むのもどうなのかなと思いましたが、学校をどんな形であれサポートしていきたいと思っているので、やはり読もう!と思い、手に取りました。
全10講。
すっと入ってくるところもあれば、うーんといろいろと考えたところもありました。
一番引っかかったのが、第三講の「<学校リアリズム>を体現する」
有る意味当たり前なのだと思います。
自分はそこに身を置いたことがないということもありますし、そことはまったく違った学校を作ろうとしているので。
そして、もう一度読んで自分なりに考えてみようと思える第三講でした。
そのほかの講においても、先生のみならず、学校教育の延長上にある「会社」という組織のなかにいる人でも十分に参考になる内容がたくさんあると思いました。
全体的に読みやすく感じる内容でしたが、読みやすさとは裏腹に自分のなかでしっかりと熟成させるためには、何度か読み返す必要があるかな、と感じました。
学校教育だけではなく、教育全般に携わっていきたいという方は、一度手に取って読んでみてはどうかな、と思います。