大人が勝手に限界を決めつけない。 | 「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾

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勇気はいかに回復されるのか

第4章 勇気づけの技術

限界を設けない

「自分を過小評価しなければもっと幸福になる。」

 

過小評価。

今、自主学校という形で学校を運営していますが、今の学校教育で改善したいなと思っているところはここも含まれています。

7~8割以上の生徒が(特に中学生)おそらく自分の力を過小評価してしまうと私は感じています。

本当はもっと力を持っているのに、それを評価やシステムが認めず、ついには自分でも認めず。

そして、その否定感覚が大人になっても抜け切れず、いつのまにか自分の自己概念になってしまって、様々な可能性の道を見えなくしてしまいます。

 

本当にもったいないとしかいいようがありません。

さらに悪いことは、それを自分の子どもにまで受け継がせることです。

「自分はこれくらいだったから、子どもはこれくらいだろう。」

「自分ができなかったから、あなたもできなくていいんだ。」

この無駄な自分への過小評価、子どもへの過小評価を減らすことは、幸せな社会につながっていくことだと思っています。

特に難しいことはしなくていいのだと思います。

自分は自分で自分の課題に取り組めばいいわけだし、

子どもは子どもの課題に取り組めばいいのだと思います。

そして、何の証拠もない評価、偏った評価をストップ!


勇気はいかに回復されるのか―アドラー・アンソロジー/アルテ
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