勇気のくじき方 その3 | 「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾

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こんばんは。

「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾の一尾 茂疋(いちお しげひこ)です。

「勇気はいかに回復されるのか」

第3章 勇気のくじき方

危険を誇張する

以下、括弧内上記の本より引用

「大人がいつも子どもたちのことをあまり心配すれば、大人は子どもたちに世界は非常に危険な場所であり、生きることは非常に困難であると予期することを教えることになるだろう。」

教えなければいけない危険はあるとは思いますが、そうではないものまで押し付けすぎていると思います。

よくあるのが、

「手遅れになる」

「将来が不安」

「ある程度人と同じくらいできないと・・・」

しかも、結構その根拠ははっきりしていないことが多い。

まぁ今自分が生きているということが、一番のその根拠になるのだけれど、だからこそ伝えるときは最低限Iメッセージで伝えたいなと思う。

そして、この誇張しすぎの結果が、

「チャレンジしない大人」

になっていく要素の一つにだと思う。

 

また、危険、ということとある程度直面することは大切だとも思う。

火の扱いや、はさみ、包丁など。

心理的安全(罰せられない、失敗を責められない、叱られない)、身体的安全(命の危険が極力ない)のなかで、どれくらい危険(困難)の経験をできるようにするか、というところは教育のひとつの大切なところだとも思う。

ということで、勇気のくじき方 その3でした。

その1・・・罰する

その2・・・子ども扱いをする

その3・・・危険を誇張する


勇気はいかに回復されるのか―アドラー・アンソロジー/アルテ
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