「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾の一尾 茂疋(いちお しげひこ)です。
この3日間、イベントが重なってしまい(重ねたのは私なのでなんの不満もありませんが(笑))、あっという間に過ぎました。
改めて振り返りを。
3連荘イベント、一日目は、
「自主学校 瀬戸ツクルスクール×サドベリーOB鈴木一真さん」
7月くらいに、サドベリーOBの鈴木一真さんが、フェイスブックでお話会に行きますよ~との言葉を逃さずゲット(笑)
すぐに企画を立てて募集をしました。
現在、サドベリー教育を受けて、成人している人の絶対数が少ないということもあり、興味がある方にはとっても貴重な機会ということで、30名くらいの方にご参加いただきました。
形式は、最初に「これは聞きたい!」ということを参加者のみなさんにホワイトボードに記入してもらい、それらを含めながら、サドベリー教育のシステムと瀬戸ツクルスクールのシステムの違いなどを盛り込みながら行いました。
また、随時参加者のみなさんとのやりとりも含めて進めました。
ホワイトボードに書かれた質問としては、
「いつ、どのようにサドベリー教育を知ったのか?」
「だれが入学を決めたのか?」
「サドベリー教育に変わって何が変わり、現在にどのような影響を与えていると思うか。」
「どうやってサドベリー教育を人に説明したらいいのか?」
というようなものがありました。
また
「自分はどうしていったらいいでしょうか?」という質問も(笑)
これは、そこそこ多くの大人も抱えている課題かと思います。
トークのなかでは、具体的な話もたくさんでて、笑いも多かったと思います。
そして、百聞は一見に如かずということを強く感じました。
よい時間となりました。
私としては、
「だれがサドベリー入学を決めましたか。」
という問いに改めて自己決定感について考えました。
なぜサドベリーのような教育だと誰が決めたか気になるのに、公立の小学校に入学するときは、だれもそのことに触れないのか、ということです。
それくらい地元の小学校に行くということは、いわゆる「自然」の流れということなのでしょう。
でも、そこは本当は考えた方がいいなと思うんですよね。
「自分が行くと決めた」という感覚があれば、ある程度のことがあっても文句はいわないと思っています。
だって、自分がそういう所にいくって決めたんですしね。
これは親もそうだと思います。
自分が選んで決めた小学校であれば、変な文句は言わないと思うんですよね。
そして、もっと協力的に付き合えるような気がするんですよね。
そういう意味でも選択肢が増えることの意味のひとつに、その選択肢に対して思考し、決断する、というプロセスが増える、ということがあると思います。
今までやっていなかったことが増えるわけですから、やや面倒くさいと思うかもしれませんが、教育というものの中に置いて、義務教育の時代は大事だと思うので、私はぜひそのプロセスを持てる人から持ってもらいたいなと思っています。
こんなことを私は思ったイベントでした。
今後も鈴木一真さんは積極的にイベントの開催や参加をされていくようなので、興味がある方はぜひ参加してみたはいかがかと思います。
そして、次は、オランダイエナプランを現地視察してきた服部秀子先生とのコラボイベントです!
瀬戸ツクルスクール×オランダイエナプラン現地視察