おじさん、おばさんの心理的距離 | 「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾

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こんばんは。

「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾の一尾 茂疋(いちお しげひこ)です。

先日「嫌われる勇気」の著者である岸見一郎先生が講演でお話されたことです。

「子どもとの距離感はおじさん、おばさんくらいがちょうどいい。無関心というわけではないけれど、変に踏み込み過ぎない。」

人間関係の問題はほとんどが、相手の課題に土足て踏み込むことで起きます。

親子の関係の場合、相手の庭のこと(課題)なのに、それがあたかも自分の庭のことであるかのように、気づかないうちに踏み込んでしまいます。

そうなる影響因として、親子の距離が近すぎる、ということがあると思います。

どれくらいの距離を取ればいいか。

その疑問に対する答えが、

「おじさん、おばさんくらいの立ち位置がちょうどいい」

ということです。

「無関心ではないけど、深入りはしない。」

例えばテストで自分では信じられない点数を取ってきたとしても、甥っ子や姪っ子だったとしたら、怒ったり、失望したりしないんじゃないかなと思います。

単純に「心配」ということを伝えたり、「見守る」ということを選んだりするのではないでしょうか。

「今あまり親子関係がうまくいっていないなぁ」

「なんとかしたいな~」

でも、どうしたらいいかわからない。

そんなときは、この「距離感」に気を付けて自分の行動が相手の課題に踏み込んでいないかどうかの判断をしてみるといいかもしれませんね

特に小学校高学年以上になったら。

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