こんばんは。
「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾の一尾 茂疋(いちお しげひこ)です。
昨日、「自信がないからできない」の嘘、という記事で(http://ameblo.jp/ichi75/entry-12014301846.html)
「今のままでいるために、自信がない、ということを使っている」と書きました。
でも、おそらくこちらの方が多いように思います。
チャレンジしないために、自信がない、ということを使っている。
少しずつ変換してみると、
失敗しないために、自信がない、ということを使っている。
恥をかかない(罰を受けない、責められない)ために、自信がない、ということを使っている。
などなど。
失敗することは、恥ずかしいことであり、もしかしたら罰を受けてしまうかもしれない。だれかに責められるかもしれないという信念があるんだと思います。
そしてそうなるくらいなら、「自信がない」といっておくことがベストだと思ってそう言っている。
ということになるでしょうか。
そういう状態にある人であれば、成功体験を積ませることもいいですが、
失敗体験をしてもらって、特になにも起こらない体験を積ませるのがいいのかもしれませんね。
「あなたが思っているほど、大人になったら責められませんよ!」
「あなたが思っているほど、あなたの失敗はだれも気にしていませんよ!」(ちょっと寂しいけど(笑))
「多少の失敗だったら、いくらでもリカバリーできますよ!」
「チャレンジして失敗したら、むしろ応援してくれる人もいますよ!」
それでもやってみないのであれば、こちらがやってみせるのもありでしょうね、失敗体験(笑)
ということで、成功体験、失敗体験という体験そのものにフォーカスするのではなくて、そのときに起きた人との関係についてフォーカスしてみるというのもいいかもしれませんね。
あんまり成功体験にこだわると、それは成功しないとだめだ、というメッセージと合わせて思いが伝わってしまう可能性もありますからね。
成功しても失敗しても、私もあなたの周りのみんなも仲間のままだよって伝えていきたいですね。