Party of the future NAGOYA 振り返り パート4.2 | 「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾

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Party of the future NAGOYA 振り返り パート4.2

・生産消費者

3Dプリンターなどができてきて、ますます消費者が自分でなにかを作れる時代が来ている。しかもスピードをもって。というような話。まさにこれは、トフラーの生産消費者という考え方と共通するところだ!と思いながら聞いていた

以前は旅行代理店がやっていた宿の手配やスケジュールの確認の仕事を、私たち消費者は特に生産と思わずにネット上で行っている。自分で労働を生産して、消費しているということ。

私自身個人事業をやっているわけだが、以前だったら会計士に頼まなければいけなかったかもしれない仕事、印刷会社に頼まなければいけなかったことを自分でやっている。
きっとこういう流れは続く。
これは今まで仕事だったことが、家庭で行われることで、既存の仕事がなくなっていく可能性も含んでいると思う。

ある本のなかでは、30年後に教師という職業はなくなっている、と書いてあった。ここででてくる教師、とは知識を一方的に伝えるだけの教師であるのだろうけれど、たしかにもしそれだけだったら、ネットが普及した今、そういう可能性はなきにしもあらず。

だからこそ、想像力と創造力を駆使して、仕事を自分で創っていくことは大事だと思う。Shifthhappensというところが作っている、Did you know?というプレゼンでは、今需要の高い職業のトップ5は20年前には存在しなかったということを言っている。子どもたちはこれからそんな時代を生きていく可能性がある。

だいぶ話がそれてしまったけど、よい頭の運動ということで。

・ローカライゼイション

これもダニエル・ピンクかトフラーの本に書いてあったことと共通していた。今までは、一つの商品を多くの人に広げて、それをブランドとしていたわけだし、それが一種のステータスであった。みんなが持っているものを持つことがステータスだったけれども、それが少しずつ変わってきている。

そこでしか買えないものが価値を持ち始めている。B級グルメがその最たるものかもしれないなぁ。トフラーは、産業革命によって分断された家庭と職場が、また一体化へと動いていくだろうとまでいっている。現在がどのあたりにいるかどうかはわからないが、少なくとも私は、職場と家庭が一体化している。子どもに働いている背中を見せられることができるメリットは大きいと思ったり。

・プロトタイプ

これはIDEOの本に書いてあったとおりだ。本当にプロトタイプ段階で制作することはとても有用だと、前回の自分コンテンツ創造塾を開催した時に思った。そこから得られるものは話し合いのなかだけで終わらせるよりも多くのコミュニケーションがあった。早めにつくって、早めに、小さく失敗。デザイン思考の要点だろうなと。

そして、プロトタイプを作ることは、とても楽しい。受講者の発表を見ていても、苦労はしたものの、なにかを作り上げるということの楽しさが伝わってきた。こういう点でもプロトタイプはとても有意義。

・アンプリペアードマインド
準備しすぎ! もちろん準備が大切なのは大切。決められた通りのことを決められた通りにするときはそうだろう。では、創造性を主眼においたときはどうだろうか? 予定調和の中からは創造性は生まれにくいのではないか? 

そのとき、その瞬間を生き生きと過ごすことで、わくわく、どきどき、おもしろい!が生まれるのではないか。

特にこういう場所に顔を出す人は、真面目な人が多く、学びすぎ、考えすぎることが多い傾向がある。だからこそ、何も考えずに、ただその場を楽しくするにはどうすればいいかとその場であれこれ考えて、すぐにやってみる。そんななかからいろいろなことが生まれるのだろうし、自分の成長ののりしろが見えてくるのかもしれない。

なんてことを考えながら、4人のスペシャルゲストの話を聞いていた。

いやーおもしろかった。知的ディズニーランド。たった1時間弱なのがもったいないくらい。

あと、自分が学んだことや本で読んだことをこうやって生で聞けることは本当に身になるし自信にもつながる。記憶にも残る。

そして、しばし歓談・・・・ここにもしかけが・・・

つづく・・・