目標と目的 | 「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾

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こころがけ 19時間目

目標と目的

目標と目的の違いについて、漢字の違いから発問。

標を、しるべ、と読むことは、常用漢字表外ということもあり、生徒たちはできなかった。

(そもそも、しるべ、の意味も怪しい・・・余談・・・)

それでも図で示せば理解はできた様子。

じゃあ、勉強することは目標?目的?

高校に行くことは目標?目的?

働くことは目標?目的?

夢を叶えることは目標?目的?

夢を叶えるといい!というような雰囲気があるけれど、坂本竜馬は自分の夢をすべて叶えたわけではない。

夢を叶えたら、そこで人生が終わるのか? いや終わらない。

では、人生の的とはなんなのか?と問いかけたところ、すっかりこの授業に慣れている生徒たちは、死、という答えを出しました。

だとすれば、どういう死を迎えられるか?というところを考えることは的を定めることになるのではないか?と問いかけ。

かといって、すぐにイメージを持てないところもあると思うので、簡単なストーリーを交えて、10代、20代、30代、40代・・・・と自分のありたい姿をたどっていってもらった。

そして、最後は、なにを達成したとか叶えたとかということも大切だけれども、それ以上に何に向かっているのか、それに向かってどのように生きるのか(在るのか)?ということが大切なのかもしれないね、と話して終了。

目標も目的も大切なのだろうけれど、やっぱりそれらを包み込む?支える?自分の取り組み方、在り方が大切なんだろうなぁとあらためて感じた。

今回の絵本は、とべバッタ。