最近はすっかり余裕がでてきたのか、テレビを見る時間がありました。
ちょうど石川遼くんの家ってどんな風に育児をしているのかなと思っていたとき、それにあった番組があったので、興味本位で見てみました。
途中で、
ほめて育てよ!!
というくだりがありました。
ほめる ということがどういうことなのかずっと考えており、先日の千葉でのセミナーでも赤坂先生に聞いてみました。
「先生は生徒同士でふわふわ言葉(ほめ言葉含む)をされていますが、‘ほめる’の前提はなんでしょうか・・・・」
Aさんが、ほめる言葉を発するBさんのことを対等である、あるいは一人の人間として認めてくれていると感じることが大切だということでした。
ほめる以前に、お互いがお互いの存在を認め合っているという状態。
そのテレビでは、遼くんが、ゴルフのコースに大人と混じってプレイしたときに、いいところをたくさん言ってもらえた、褒めてもらえた。 と言っていました。
スポーツはそのスキルを見れば、年齢差は一気になくなることが多いように思います。
きっと一緒にプレイした大人の方は、遼くんの礼儀正しい姿勢と練習の成果であるすばらしいスイングを見て、一瞬にして認め合う人同志になったのではないかと思いました。
これが親子関係だとどうなのか・・・
子どもが、‘親が自分のことを対等としてみてくれている’と感じられるかどうか。
実際はなかなか難しいのではないかと思います。
思春期ぐらいになればまた違ってくるのかもしれませんが・・・
小学生のうちくらいは、基本的には上下関係になっていることが多く、その際の褒め言葉はただの褒美になってしまい、それを続けていると、褒美がなければやらないという結果にたどり着いてしまうかもしれないと思いました。
そういったところに注意をしながら、‘ほめる’をしたいところです。