ビジネススクール講演会 その3 | 「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾

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教科書通りにやってみる!

当日の講演会会場から質問がありました。
質問の内容はたしか・・・
コンセプトを決めるにあたって気をつけていることはありますか?だったかな。
参考にしている本はありますかだったかな。

そこで、星野氏はとにかく教科書通りしっかりやってみることだとのことでした。
特に著名人の最初の本はとても参考になるといっていました。
やはり最初のパワーというのはすごいものがあるようにも私も思います。

そして、だいたい教科書通りやってもうまくいかない例は、途中でやめてしまっていたり、自分のやり方をすこし加えてみたり、変えてみたりしているのではないかということでした。
もちろん変化は大切だと思いますが、やはりなにかやってうまくいっていないとき、あるいは始めてやるときというのは教科書どおりにやってみるのが大切だと思いますし、その通りやってこそ次の手が見えてくるのではないかと思います。定点観測というか・・・

またこんなこともいっていました。
本を書くであったり、研究している学者であったりする人は、私たちの何十倍、何百倍のケースの結果をまとめているので、わたしたちの知識をはるかに凌駕しているわけだから、まずはきちんとその基本にそってやってみるというのが大事なのではないでしょうかということでした。

確かに私たちが経験できるものは少ないですよね。でも体験というものがあまりに強烈なものなので、ついついそちらを優先させてしまうことがあるかもしれません。
そりゃー本だとそうだけど、実際やってみたらそうでもないんだよねーといったところでしょうか。
確かに実体験は大切です。それをしっかり生かすことも大切ですが、だからといってそればかりを目安にしてしまってはリスクが高くなってしまうのではないかと思います。

なにかを学ぶときはつねに謙虚に、自分だけの意見や体験にしがみつかないようにしたいところです