選手紹介~パベル・ネドベド~ チェコ
Pavel Nedvěd パベル・ネドベド
ニックネーム チェコの大砲 チェコ・ヘプ出身
1972年8月30日生まれ ポジション MF
引退 代表デビュー 1994年6月5日 vs IRL
身長177cm 体重70kg 利き足 右
ワールドカップ 2006 3試合出場 背番号11
評価(5段階)4
03・04・05UEFAベストイレブン、02/03UEFA BEST MF、03バロンドール
03英「ワールドサッカー」誌:最優秀選手賞、 FIFA創設100周年記念GREATEST PLAYERS
1991/92 デュクラ・プラハ/チェコ 19 3
1992/93 スパルタ・プラハ/チェコ 18 0
1993/94 スパルタ・プラハ/チェコ 23 3
1994/95 スパルタ・プラハ/チェコ 27 6
1995/96 スパルタ・プラハ/チェコ 30 14
1996/97 ラツィオ/イタリア 32 7
1997/98 ラツィオ/イタリア 26 11
1998/99 ラツィオ/イタリア 21 1
1999/00 ラツィオ/イタリア 28 5
2000/01 ラツィオ/イタリア 31 9
2001/02 ユベントス/イタリア 32 4
2002/03 ユベントス/イタリア 29 9
2003/04 ユベントス/イタリア 30 6
2004/05 ユベントス/イタリア 27 7
2005/06 ユベントス/イタリア 33 5
2006/07 ユベントス/イタリア 33 11
2007/08 ユベントス/イタリア -
チェコが生んだ驚異的なスタミナを誇る世界最高峰MFである。プレースタイルはジダンやフィーゴ等世界屈指のテクニシャンと比べると決して優雅とは言えな いがなにをするにもミスは少なくまるでロボットのようにこなす。シュートに関しては美しく弧を描くというのとは違いチャコの大砲と呼ばれるように鋭くパワ フルなシュートを得意としFKにおいてもそれは同じで弾丸シュートを叩き込む。またパスに関してもジェラードやロベルト・カルロスばりのスピードパスを得 意とする。精度は素晴らしく高いとは言い難いが一本通れば瞬時にチャンスを生むほど瞬間的にパスを送ることができる。ドリブルでも同じようにエラシコ等高 度なフェイントは一切使わずに豪快に抜きに掛かる。それでも相手ディフェンダーは防ぎきることはできずスピードに乗ってドリブルシュート等へ移行する。ま た左右どちらでも素晴らしい精度のキックができポジションにおいてもセンターハーフ・サイドハーフ・オフェンシブハーフと中盤であればどこでもこなせる ユーティリティープレイヤーである。これほどどの能力においてもハイレベルなプレイヤーは世界でもほとんどいない。
父がプロサッカー選手であった影響からサッカーを始め故郷のクラブへ入団し1991年にデュクラ・プラハへ加入する。そして19才でトップデビューを果た し19試合に出場すると翌シーズンからチェコスロバキアの強豪スパルタ・プラハへ引き抜かれる。そして18試合に出場しチェコスロバキアとしては最後とな るリーグで優勝し大きく貢献する。そして93/94シーズンからチェコリーグとなりこの年も活躍し2連覇に貢献すし94/95シーズンにもリーグを制し3 連覇を達成する。そして96/97シーズンに自身初となる海外移籍を果たしイタリアのラツィオへ加入する。9月に行われたボローニャ戦にてセリエAデ ビューを飾ったがボランチでの出場となってしまい難しいシーズンとなってしまうがその後指揮官が変わり素晴らしいパフォーマンスを見せるようになる。そし て前イングランド代表監督であったエリクソンが当時監督を務め控えに回されてしまうが反発することなく一生懸命練習に励み、再びレギュラーの座を奪還する と99/00シーズンにはユベントス・ACミラン・インテル・ミラノ・ASローマ等ビッグクラブを抑えてのスクデット獲得はネドベドの活躍があったからこ そである。その後クラブが財政難となってしまい01/02シーズンからイタリアの名門ユベントスへ移籍することとなる。ここでは徐々に実力を発揮していき いきなり初シーズンにスクデット獲得をいう偉業を達成し翌シーズンにもリーグを制し2連覇達成を果たす。そしてこのシーズンのCLにて素晴らしいパフォー マンスを見せ活躍するが準決勝でスペインの名門レアル・マドリーと対戦し、ゴールを挙げ勝利に貢献するもののイエローカードをもらってしまい累積警告のた め決勝には出場できなかったのは非常に残念であり彼が出ていたらまた変わった結果となっていたと思ってしまう。だがこの年のNO.1プレイヤーはネドベド であるという証としてUEFA BEST MFそしてバロンドールと英「ワールドサッカー」誌:最優秀選手賞に選出される。あと03・04・05UEFAベストイレブンにも3年連続で選出されてい る。その後04/05・05/06シーズ ンにはトレゼゲ、イブラヒモビッチ、デルピエロ、ヴィエラ、エメルソン、ザンブロッタ、テュラム、カンナヴァロ、ブッフォンというスペクタルなチームメイ トを形成しスクデット2連覇を成し遂げるがその後チームの八百長疑惑により2シーズンのタイトルが剥奪されチームはセリエB降格となってしまい、各国の ビッグクラブからオファーが殺到するがデルピエロやブッフォンに続いて残留のサインをした。そして自身初のセリエBとなったが33試合11得点と素晴らし い活躍をして1年でセリエA復帰を果たす原動力となった。そして07/08シーズンはインテル・ミラノやASローマと優勝争いを演じている。代表では 1994年6月に行われたウェールズ戦にてデビューを飾る。そしてユーロ1996ではポポルスキー等と共に活躍し見事準優勝を果たした。その後ワールド カップ出場は叶わずユーロ2000でも強豪オランダやフランスとグループが同じとなってしまい敗退してしまう。そして再び挑んだワールドカップ欧州予選で はプレーオフで破れてしまい日韓大会へ参加は果たせなかった。ユーロ2004ではチェコ代表の強さが際だちオランダ等の強豪国を破り勝つ上がっていったが この大会を制することとなるギリシャと対戦し前半40分にネドベドが負傷退場となり中心選手を欠いたチェコはその後うまくゲームを支配できずに延長の末破 れてしまった。この大会終了後代表引退を表明したが、2006ドイツワールドカップ予選にて復帰し2006年8月に行われたセルビア戦にて再び引退を表明 した。
ワールドカップ:2005年11月に行われたワールドカップ欧州予選ノルウェー戦とのプレーオフで復帰を果たし見事勝利に貢献しワールドカップのキップを手にした。そして2006ドイツ大会では3試合に 出場したが主力選手の負傷が続きグループリーグ敗退となってしまった。
- 07/08ユベントス/ホーム/半袖/ネドベド
- ¥13,755
- ネイバーズスポーツ