コーディネーショントレーニングとは、
「カラダを巧みに動かす能力」
のことを言い、
1970年に旧東ドイツの運動学者マイネルのスポーツ運動学を基盤に、
シュナーベルが中心にコーディネーションの基本的概念を体系化した理論です。
その後、競技スポーツ現場を中心に研究と実践を重ね、
各競技のプログラム開発の基礎を築いたとされています。
日本では「調整力」と呼ばれ、
「カラダの動きをコントロールする情報系・神経系のトレーニング」
として位置づけられています。
現在もヨーロッパでは、ジュニア期の選手の育成において、
コーディネーショントレーニングが盛んに取り入れられています。
発想豊かなプレーや、ポテンシャルの高いプレーができるのも
コーディネーショントレーニングで基礎的運動能力を養っているから
と言っても過言ではありません。
競技で№1を目指す!!
スポーツや運動の上達を目指す!!
そのためには、コーディネーション能力の開発が重要な鍵となります!!
コーディネーショントレーニングは、主運動の技術向上を支えると共に、
神経系の向上効果を高めると言われています。
つまり、他の運動を新たに行った場合でも、速やかに学習しやすい
という脳の学習能力そのものを高めている可能性があるのです。
さらに、身体面ばかりでなく、精神面への効果も期待できる
という報告もあります。
情動面の改善・安定につながり、動機づけを高める手立てとして活用できると考えられています。
ヨーロッパではすでに一般化され、授業に組み込まれています。
コーディネーション能力には7つの要素に分類されます。
様々な運動やスポーツは、
コーディネーション能力の7つの要素のどんな能力が必要なのか?
を理解しておくことで、より運動能力を向上させることができるのです。