インターナショナル
オルガン・フェスティバル 2023
の演奏会が今月行われますが

来日される リスト音楽院 
オルガン科の教授である
【パールウール・ヤーノシュ】の
出身校でもある【リスト音楽院】という
学院はどういう学院かという話を
させていただこうと思います。

2014年度の
オルガンフェスティバルでは

IOFJ組織委員会委員長 
児玉麻里率いる演奏者が国家使節として
リスト音楽院 大ホールにて公演を行いました。




日本の何千年という歴史のある
神道文化を取り入れながら
パイプオルガンの演奏、和楽器の演奏を用い
公演を行いましたが

リスト音楽院というところは
それまでドイツ楽派の音楽を変えた
コダーイ・コラスの出身地であるハンガリー🇭🇺
【世界の音楽教育の本部】があるので
世界一の音楽教育を受けることになります。

その本部のある
「コダーイ音楽小学校」のオーリ・チッラ校長と
「バルトーク音楽高校」のボコル・ジョージ校長に
それぞれインタビューしましたので一部ご紹介します。

【コダーイ音楽小学校】

こちらの学校は1954年に設立。
授業内容は一般科目を含めた授業が行われますが

音楽におきましては「45分間の合唱」があります。
全校生徒が午後2時から一堂に集まり
45分間合唱の授業を受ける事が必須科目なのです。

この必須科目の中に1995年から
二つのグループが設立されました。

一つは「ラジオ コーラス」というプロ集団のクラス。

ハンガリーの国営ラジオ局が
スポンサーとなり指導者や校長の給料も
ラジオ局が払うそうで
ラジオ出演だけには止まらず
多くのコンサートへの出演。

TVやラジオ録音、CDの制作、
ヨーロッパ、アメリカ、日本への
演奏旅行も仕事に入ってきます。

もう一つのグループは

「コダーイ コーラス」という普通のクラスがあり
地区の一般の生徒が多いようです。

この二つのコーラスグループのどちらかに
入るかは子供が選ぶといいます。






【バルトーク音楽高校】

次は、バルトーク音楽高校の
ボコル・ジョージ校長に取材しました。

バルトーク音楽高校は1840年に設立。

リストが慈善に行った演奏収入を財源にして
創立され、リストが初代の院長に就任されました。
高校への入試は音楽の才能のある子の発見が
最優先でもし才能が無ければ
早くやめた方が生徒にとっていいと考えています。

才能の発見方法は、3日間のレッスン、
予選、試験を丁寧に行い

1970年から音楽教育を32時間〜40時間
行うようになりました。

まず教育の信条は
先生は生徒の才能を発見し
その才能を伸ばすことが最大の仕事です。
リスト音楽院の教授は生徒の才能は
5分で分かると言われています。







というリスト音楽院の教育方針を
一部書かせていただきました。

まだまだありますが

他院と大きく違うところは
【目に見えないものを見極める力】が
群を抜いて違うところと感じます。

リスト音楽院の校長は
先生として一番大切にしているところは

生徒が苦しんでる時の
指導方法だそうです。

例えば、学院の試験に落第したとき
演奏で失敗したとき
練習をしてもうまくいかないとき
手ごたえがないとき
コンクールで落ちるとき

人間はなぜ生きているのか?など
哲学的なところまで

先生が壁にぶち当たった時
ある時は医者になり
友人になり、マネージャーとなり
生徒と分かち合っていかないといけません。

でも先生も生徒の純粋さや
自分の違うところ、頭の回転のさせ方など
子供達から与えられるものも
たくさんあり勉強になっています。

と語られていました。




と、ここまでの話を見てくださり
ありがとうございます。

リスト音楽院の教授が日本へ来日し
オルガンフェスティバルを開催しますので
ご興味がありましたら よろしくお願いします。