ポーランドの英雄「レフ・ワレサ」
〜Hero of Poland「LETH WALESA」〜
世界の五大オルガンと言われるオルガンが設置されている『グダンスク』の『オリヴァ・カテドラル教会』では真夏になると毎年世界中からお客様の為に1日7回のオルガン演奏会が開催されていた。
初めてポーランドを訪問したのは1984年
共産主義に統一された厳しい戒厳令下だった。
何度かこのオルガン・フェスティバルに
参加してるうち、ソ連の支配下だった
ポーランドは民主主義に変わっていた。
当時の訴えはこの40年間の
経済失政は共産党支配である限り
修復の方法がないと言われてきた。
しかし、共産党支配が原因ではなく
共産党員自らが経済と社会の刷新のために
知恵を出し、方法を探すことが必要なのだ。と大統領選挙などの場面でワレサさんは繰り返し訴えてきた。
指導者を入れ替えるのではなく
指導者が反省をして自ら変わらなければならない。と強調していたのだ。
一個のレンガのゆるみによって
壁全体が崩れることがあると
人々に『忍耐』を訴えかけるワレサさん。
一夜にして変えることはできなくても
『血を流さない方法で』
『暴力を使わないで』と
分かち合っていこうと叫び続け
ワレサさんの素朴な姿に私は惹きつけられた。
3回目のオルガン・フェスティバルで
ポーランドを訪問した時に
大統領室でワレサさんとお会いすることとなり
初めて見る背広にネクタイ姿のワレサさんは
大統領室で素足にサンダルを引っ掛け
「神によって創られた自分を
神が創られたものとなるよう完成させたい」
と語られていた。
ワレサさんはカトリック教徒で奥様と
4男4女の8人の子供と暮らす
平凡な父親でありながら
ポーランドの国を改革
ソ連とアメリカの冷戦を解凍し
ノーベル賞平和賞を受賞されました。
正に『英雄』という名にふさわしい人

