長いっス。
2 見捨てられたくない

ホーさん
スクールカーストって
ご存知ですか?

漫画「花より男子」に詳しく描かれていますね。
私は一話で挫折しましたが…

戦後、日本国憲法で
身分や性別etcで差別されない

平等を手にはしたものの

進学校や進学塾では
テストの点数で
席順が決まり

権力者と奴隷の
差別意識は

がっぷり残ります。

大袈裟にいえば

権力ある風な人が
馬を見て

「アレは鹿だ」
と言うと
「そうですね。鹿ですね。」

付き従う習慣の中で
育つのです。

そして自分も

人気グループに入りたい人、人、人。


だから自分ビジネス民も
さやちゃんに右習えで
ホーさんをブロックします。


さやちゃんのグループで
カースト上位であることを
誇示する人はいても
さやちゃんに
意見することはありません。

学校で
権力者や人気者になるには
学業優秀の他
スポーツや容姿なんかも
基準になりますが

テストの点数だけ高いのに
仕事できない人もいれば
美形だけど
思いやりに欠ける人なんかも
いるのに
人間性が素晴らしいかどうか

基準になりません。


人間性とか

心って

見えないですからね。


スクールカーストでは
めちゃくちゃ可愛い子の周りには
そこそこ可愛い子が
集まります。

「私達、美人同士、親友よね」
と。

人気グループ
美人軍団に所属すれば
自分も美人で
上位の人間。

ホーさん。
2年前に私が
「職業や育成歴で、言葉の意味は変わりますよ。そこから誤解や偏見が生まれます。」
的な内容を
説明したのを
覚えていらっしゃいますか?
さやちゃんの言う「投資」は
FXではない
って説明した時です。

すみえ様と
ホーさんのやりとりも
実は
同じ言葉について
意味が全然違うやりとりを
している時がありました。


これは
例えば
の話ですが

すみえ様が
ブログで

「私はブスだから…🥹」

と書いたとします。

そしたら
きっと
ホーさんなら

「そんなことないですよ。
すみえ様は綺麗です!」
って
全力で励ましてあげると思います。



カースト上位者は
口に出して言う言葉と
考えていることは
真逆です。

カースト上位グループの
会話の中身を
心の中の声と
同時に文字にすると
こんな感じになりますよ。


(私って楊貴妃ばりの美人だから、周りから嫉妬されちやうわねぇ。謙虚に話しなきゃ、イヤガラセされちゃうわぁ)
「ねぇ?私ってブスよねぇ…」


「えっ?そんなことないよ?」
(でたよ、美人自慢。「アナタより自分の方が美人だ」って言いたいんでしょ)


「ええー…そうかなぁ?」
(当たり前じゃん。アンタがブスでカワイソウだから気を使ってあげて、へりくだってあげてるだけよ。私って優しいー。)


「女優の⭕️⭕️に似てるよ。」

「ええーっ!女優の⭕️⭕️ー⁉️
私って、そんなに綺麗かなぁー?」


「えっ?女優の⭕️⭕️って
そんなに綺麗ではないよ。」


「えっ?……えっ?えっ?」
(クソっ、やられた…。
反論する言語能力が無い…。
悔しい…美貌は勝ってるのに
知力で負けた…)



という風に
どっちが上位か
マウント大会を
日頃からやっているわけです。

だから

「そんなことないですよ!
すみえ様はブスじゃないです!
すみえ様は綺麗です!」

と真剣に
全力で励ますと

「ホント可哀想すぎるくらい
ブスだわ。気の毒ー!
私がその顔なら自殺したくなね!」

って
けなしてる意味に
なるのです。

だから
ブロックされたのです。


人間はだれでも
10代までに
大量に浴びた情報や価値観は
一生消えることなく
繰り返し同じ振る舞いを
し続けるので

「自分の方が上である」と
競争するのが
習慣になっている人達は

ずっと競争するのです。

ここからが本題…


はい!問題です!


彼女たちが
美貌や学業や仕事の業績で
他人に勝った時

一番喜ぶのは
誰ですか?
デケデケデケデケ ドンっ!





お母さんです。




「あら、順位が上がったの?
頑張ったわね。」
って
ちょろっと喜んでくれるぐらいの
お母さんならいいんですが

お母さんの友達の子供や
親戚、ご近所さん
ありとあらゆる人に
勝ちたい
強烈な見栄っ張りの
お母さんが
いるんです。

とにかく嫉妬深くて
他人が
自分より素敵な夫と結婚していたり
自分の子供より

他人の子が優秀な成績だったり
自分より高価なバッグを持っていたりするのが

悔しくて悔しくて
許せなくて許せなくて

子供に
自分の都合や夢を
押し付けまくるのです。

「勉強ってやくに立つのか?って?
そんなこと、悩まなくていい!
悩んでる暇があったら
勉強しなさい。
お友達に負けるでしょ?」


とにかく他人に勝たせるよう
叱咤する。

「悩まないで勉強しろ」
と言われた子供は
遺伝子的に
「経験から学ぶ力がある子」で
生まれてきても

考えることを禁止されると
経験から学ぶ能力を
失っていきます。

自分で考えて判断することが
できなくなるのです。

とにかく
お母さんを
喜ばせるために
他人に勝とうと努力します。

やばちぃのは
お母さんの

嫉妬に嫉妬を重ねた人生は
常に他人に勝つことが
生きる目的になるので


嫉妬の矛先は
娘にも向くのです。

娘が
自分より優秀だったり
自分の気に入らない婿さんと
結婚した場合
あからさまに
脅してきます。

子供にとって
親から見捨てられることは
「死」を意味します。

逆らったら
何をされるかわかりません。

見捨てられないよう
懸命に
お母さんの語る正義に
自分をはめて
身の安全をはかります。

そして
お母さんの命令通りに生きることが
普通のことだと思うので
疑問に感じる力も失います。

これが「母親の呪縛」です。

すみえ様の離婚した旦那さんって
優しい感じですよね。

呪縛がなかったら
離婚しなかったんじゃないかな。

でも呪縛のメリットも

あるんです。

「お母さん、お友達がシャネルの化粧品を使ってたの。」

相談すれば

(負けてなるものか!)と
お母さんは

「買ってきなさい(勝ってきなさい)。」

とお金をくれる。
だからいつも
お金で困ったら
お金を出して片付けてくれる。

勝ったあかつきには
とても喜んでくれる。
なので
見捨てられないよう
人気グループに所属する。

「お母さん、私、人気者だから
イヤガラセされちゃうの。」

相談する。

お母さんは
人気者の証拠を知れて
満足する。

そんなお母さんも
かつては自分の母から
「勝ってきなさい」

脅された人。

すみえ様は
見捨てられたくないから
自分ビジネス民の
上位グループに
食い込んできただけ。

すみえ様が母親の呪縛を
本気で解いたら

すみえ様は
自分ビジネスはやらないだろう。
人気者グループにも
無理して入らないだろう。

あの人の本当の好みって
結構、地味。
地味だけど
生まれつき繊細だから
作るものは
とっても美しい。
美しい静寂の世界の方が
居心地はいいんじゃないかな。

なのに
見捨てられたくないから
頑張って自分ビジネスで
大騒ぎして
借金してる。

「余計なこと」を
頑張るから
借金になる。


人間は
お母さんに接するように
他人に接する。

すみえ様は
さやママにも

言われたことは
キチンとやるけど
お母さんより優秀にならないよう

「できないのぉーできないのぉー」


できない自分を
演じる。

そもそも
やりたくないんだから
あれ以上
ビジネスで成功することはない。

やりたくないけど
人気者グループに
いなきゃ
お母さんから見捨てられるから

好きじゃないけど
頑張ってる。


去年、私が
「お金を貸す相手も
選ばないと
不幸を拡大するよ」
って書いたじゃない。

すみえ様って
もう
お母さんから
見捨てられないように
するのが必死で

自分の頭で
考えて
判断することも出来ないくらい
頭の中、こんぐらがってる。

だから
何度もロマンス詐欺に遭うけど

詐欺られて
泣いていいのか
悔しがっていいのかもわからず

とにかく
「借金は悪くないのが自分ビジネス」
って言い続け

自分が惨めな下層の人間であることを
拒否してるのよね。

経験から学んでないし
呪縛のせいで
経験から学べない。


国境なき医師団みたいに

意識高い系の影のあるカッコいい

みんなに自慢できる人が現れたら

自分の好みの会話ができない人でも

お母さんから見捨てられないよう

お金を出して


また詐欺られる。

心ってのは
上にもいくし
下にも堕ちる。
拒否すればするほど
堕ちる。

すみえ様の第一優先は
ビジネスで成功すること
ではなく

お母さんから
見捨てられないこと


だから


もう願いは叶ってる。


借金してでも

お母さんから見捨てられないことが

安心なんだ。





そんな人に
借金しろ、とか
命令しないで欲しいんだけどな。