この記事をたまたま開いた人の中に
●ハガレン好きだけどハガモバをやっていない人
●ハガモバやっているけどストーリーを面倒臭くてスキップしている人
が、たまたまいることを願ってこの記事を書きます。
第四話「異形の力」
中央市街地・裏通り
グリード「さて、これで心おきなく続きができるだろう?かかって来いよ」
マーテル「待ってよ。憲兵に手を出した以上は、あんただってただじゃ済まないし、ここはお互い、、、」
グリード「駆け引きを持ちかけたところで何の意味もねえぞ。お前達、仲間を待たせてんだろ?おしゃべりはやめにして、さっさとかかってこい」
、、、
ロア「、、、そうだな、お前のいう通りだ」
マーテル「ロア、、、!?」
ドルチェット「道を空ける気はねえみたいだしな、実力行使しかねえだろ」
グリード「その意気だ、殺す気で来い!」
マーテル「、、、ったく、何だか。ま、これ以上何を言っても無駄みたいだし、やるしかなさそうね」
ドルチェット「俺とマーテルで隙を作る。行くぞ!」
ロア「うむ、心得た、、、!」
ドルチェット「だぁぁぁぁっ!」
マーテル「はぁぁぁぁっ!」
グリード「手数とスピードで勝負ってか!だが、そんな軽い攻撃なんざ効かねえ、、、」
マーテル「、、、今よ、ロア!」
ロア「おおおおおおおっ!」
グリード「ぐはぁっ、、、!?」
ドルチェット「やったぜ、さすがはダンナだ!」
マーテル「今のを喰らっちゃひとたまりもないわよね、、、それにしてもこいつ、何がしたかったのよ」
ロア「顧みている暇はない、先を急ぐぞ」
ぐき
グリード「、、、あー、あー、あー、、、これで一回死亡だ」
!!
ドルチェット「な、なななな、、、!?」
マーテル「そんな、、、生き返ったですって!?」
ロア「バカな、ありえん!」
グリード「おいおい、そんな身体にさせられたのにわかってなかったのか?『ありえない』なんて事はありえない、、、お前達自身が証明してるだろ?そう、その合成獣の身体がよ!」」
マーテル「、、、!」
グリード「俺も少々訳アリでな。こんなナリで、もう200年近く生きてる。人ならざる者同士、仲良くやろうや。つーわけで俺の部下になれよ、嫌とは言わせねえぜ?」
!!
ドルチェット「部下になれ、だと!?何言い出しやがるんだ、おまえ!」
ロア「うろたえるな、身構えろ!今度こそとどめを刺すぞ!」
マーテル「ちょっと待ちなさいよ!200年近く生きてるって、一体どういう事なの?」
ドルチェット「それに、なんで俺たちを部下にしたがる!?」
グリード「がっはっは!そんなの、俺が『強欲』だからに決まってんだろ?金も欲しい!女も欲しい!地位も!名誉も!この世の全てがほしい!!欲しいと思ったものは必ず手に入れる!それがこの俺、強欲のグリード様だ!
ロア「諦めるな、、、!お前達ならやれる!」
ドルチェット「クソッ!あんな奴に負けんじゃねーぞ!」
グリード「残り1人になっても仲間を放って逃げ出す事はしねえ、か。いい心意気だ、気に入ったぜ」
グリード「勝負あったな、これ以上の抵抗はやめとけ」
ロア「くっ、、、お前は一体何者なのだ?俺たちと同じく、軍の実験体か?」
グリード「んー、何て言やあいいんだろうな。お前ら合成獣と全く別物って事は間違いねえんだが」
マーテル「ふぅん、あたしみたく、地雷で身体を半分吹き飛ばされて、気がついたら蛇と合成させられていた分けじゃないってのね」
グリード「、、、そうか、軍は今そんなことをしてやがるのか」
💢
ドルチェット「言っとくが、憐れみなんざ求めてねえぞ!軍の実験体にされたことには思うところがあるがよ、こうやって生き残ったんだ、上出来の人生だろーが!」
マーテル「そうよ、勝手にあたし達を決めつけたら承知しないわ」
グリード「ガーッはっはっはっは!!」
ドルチェット「何がおかしい!?」
グリード「ああ、悪い悪い。そういうつもりで笑ったんじゃねえさ。全くもってお前達の言う通りだっておもっただけだ。ますます気に入った、やっぱり俺の部下になれ!」
ロア「なあマーテルよ、俺たちはどうするべきなのだ?」
マーテル「あたしにそんな事聞かれても。全く、調子狂っちゃうわね」
、、、