たまたまこの記事を開いてくれた人の中に

●ハガモバをやっていないけど鋼の錬金術師が好きな人

●ハガモバっやっているけどイベントストーリーをスキップしてる人

がいることを願い

ハガモバのイベントで追加されたストーリーを記事にしました。

 

「路地裏の邂逅」

中央市街地・裏通り

 

憲兵     「クソ、あいつらどこ行った?」

 

ドルチェット 「、、、よし、こっちの方角からは銃火器の匂いがしねえぞ。今なら安全に通り抜けられるはずだ」

ロア     「む、、、そうか、ならば急ごう」

マーテル   「ふふ、ドルチェットてば、なんだかんだで今の身体に馴染んでる見たいね」

ドルチェット 「おうよ、犬の鼻は便利だぜ。ありがたく活用しない手はねえさ。」

 

ドルチェット 「、、、でもまあ、皮肉だよな。犬ってのは忠誠心が強いのに、ご主人様がつけた鎖を引きちぎってにげてんだから」

ロア     「ふむ、確かにそうかもしれん。だが、心まで犬になったわけでは無かろう」

ドルチェット 「おうとも。あんな胸糞悪い実験、付き合ってらんねーっつーの」

マーテル   「同感よ。軍なんかとはオサラバして、残りの人生、自由に生きてやんなきゃ」

ドルチェット 「そんじゃ、ビドー達との合流地点まで急ぐとするか」

 

自身に満ちた声「おいおい、何か面白そうな話してんじゃねえかお前ら」

マーテル   「誰よあんた?」

グリード   「俺はグリードってんだ、仲良くやろうや」

ドルチェット 「はあ、何言ってやがる。あいにくこっちにその気はねえ、そこを通しやがれ」

グリード   「そこらじゅう、憲兵どもがうるさく駆け回ってる。、、、お前ら、このままじゃ逃げきれねえぞ。詳しく聞かせろ。実験がどうとか、って話も込みでな」

ロア     「なんの魂胆があってそんなことを言ってるのか知らぬが、こちらの事情を軽々しく話す義理はない。大人しく道をあけろ。さもなくば、、、」

グリード   「思い切りのいいやつは好きだぜ。力くらべと行こうじゃねえか。遠慮はいらねえぞ。全員まとめてかかってきな」

ドルチェット 「妙なのに捕まっちまったもんだ。グズグズしてる暇はねえ。とっととケリつけちまおうぜ」

ロア     「、、、2人とも、くれぐれも油断はするな。この男どうも一筋縄では行かなそうだぞ」

マーテル   「ふぅん、ロアがそう言うんなら間違いなさそうね。足をすくわれないようにしてよドルチェット」

ドルチェット 「チェッ、なんで俺だけ名指しなんだよ」

 

ドルチェット 「クンクン、あっちの袋に使えるものが入ってそうだな」

 

マーテル   「さすが鼻が利くわねドルチェット。これを使って罠を仕掛けてやる」

グリード   「ん?なんだこりゃ?」

ドルチェット 「身をもって確かめてくれてもいいんだぜ」

 

グリード   「うおっ、足が取られて動けねぇ」

ドルチェット 「よし、うまくいった。今のうちに攻撃を叩き込むぞ」

 

グリード   「やるじゃねえか。もっと楽しませてくれよ」

全員     「、、、!!!」

マーテル   「あれだけの攻撃を加えたのに、、、どうなってるのよ」

 

ドルチェット 「くそ、なんてタフな野郎なんだ」

ロア     「身体の構造は一体どうなっている」

グリード   「どうした、もう息切れしちまったか?それじゃとても俺を倒すことはできねえぞ」

マーテル   「まずいわ。このままだと騒ぎを聞きつけて憲兵が押し寄せて来るかもしれない」

ロア     「そうだな、ビドー達の身にまで危険が及ぶ恐れもある」

グリード   「さぞかし心配事が盛りだくさんのようだな。だったら出し惜しみしてる場合じゃなくねえか?あるんだろ奥の手が、使ってみろよ」

 

!!!

 

ロア「、、、!」

 

〜〜第1話・完〜〜

 

※セリフには抜けだったり足した部分があり、完璧ではないです。

タイトル「裏路地の邂逅」

邂逅:思いがけなく会うこと。めぐりあい。