当ブログバージョンアップのお知らせ | 市長のための市会ではなく、市民のための名古屋市会を!

市長のための市会ではなく、市民のための名古屋市会を!

一人の名古屋市民が「地域委員会制度」「減税日本」に対する疑問をまとめるサイトです。

 「一名古屋人のブログ」「市長のための市会ではなく、市民のための名古屋市会を!」として、当アメブロで文章を追加するのは2011年12月31日の本日分をもって最後とします。
 今後は、「はてな」において「市長のための市会ではなく、市民のための名古屋市会を!Ver.2.0」( http://d.hatena.ne.jp/ichi-nagoyajin/ )として更新していきます。(※1)
また、当12月31日分のエントリーはアメブロのシステムが許す限りこの状態で掲載したいと思います。
ActAgainstKawamura!

 今後の方針
 1)減税日本ナゴヤ 議員情報 (3-01)については、このまま。
  この情報については移転はまだ考えていない。なので、それぞれに新しいエピソードが加えられると、このアメブロ内の「減税日本ナゴヤ 議員情報 (3-01)」を更新する予定。
 「はてな」におけるエントリーで更新についてはアナウンスする可能性もある。
 (この正月休み、よほど暇で作業がはかどれば議員情報も「はてな」に移転するかも)

 2)12月30日分のエントリーに「当ブログのガイド」というコンテンツを作成する。
   初めてこのブログに訪れた方が、過去ログに参照し易いようにトピック等で分類してご紹介する。

 今、こうやって過去の記事を再確認などしていると面白いことに気が付く。
 そもそもこのブログは3月の市議選直前に、後に市議となる玉置氏と「地域委員会」に対する疑問を対論するつもりで開設した。(玉置氏がアメブロを使っているから、非常に居心地が悪い思いをしつつアメブロに文章を掲載し続けたということになる/で、あるのに、結局玉置氏の方は市議としての仕事も忙しいだろうし、大学もあるのでなかなか地域委員会の在り方についての対論は実を結ばなかった。というよりも、このブログの性格も変質してしまった所為もあるだろう)(※2)


  地元の老人(というと、ご本人は怒るだろうか?)から「河村市長の言う、地域委員会という制度は問題ではないか?」とお話を聞き、自分なりに調べ始めると色々と問題が浮かんできた。そんな時にリコールが成立し出直し市議選がはじまった。
 玉置氏とはその公示直前に出会ったわけだ。

 バタバタと選挙は進み、28名の「減税日本ナゴヤ」市議が生まれた。
 更に、この市議選に落選した候補が県議選に立候補するという、なんとも異様な風景も見られた。

 この市議たちの在り様を見ると、また河村市政に対する疑問が沸き上がった。

 河村市長は「新自由主義者」であって、一部からはこの「減税日本」の動きは「日本におけるティーパーティ」であるとも喧伝された。その「新自由主義」の市議や県議が公約で「福祉充実」を謳っているのである。

 これは完全に矛盾する。

 更に、選挙戦の途中で見聞きした減税日本の市議候補たちの言動にも疑問が多い。

 それらを調べている時にぶち当たったのが「則竹問題」である。

 早い段階でこの「則竹問題」を扱った為に、様々な情報が寄せられるようになり、自分としても明確に河村市政に対して異論を唱える必要があると感じた。

 これらの経緯は12月30日分に掲載するガイドをご参照いただきたい。

 当ブログでも書いたが、河村市長の主張には矛盾がある。論理的に破綻している。
 であるので、その政策を実現しようとする者(減税日本ナゴヤの市議や支援者)は必ず「壁」に突き当たる。

 現実と河村の主張の間に挟まれるのだ。

 私は最初から河村市政に反対であったわけでも、河村市長に恨みがあるわけでもない。
 ただ、その言動や理論を追い続けると、矛盾や破綻が生じ、それを河村自身に突きつけても誠意ある回答や発言を得られたためしがない。

 常にごまかしと責任転嫁ばかりであった。

 私も5期16年に渡って衆議院議員を務め、出直し市長選挙においては名古屋市民から66万票を獲得した「河村たかし」という人物が、簡単な経済理論も判らない人物であろうとは思いもしなかった。また、ここまで実務能力のない人物とは思わなかった。

 今でも、これら自分自身が経験した事や、取材した結果が何等かの勘違いや、事実の単なる一面であって、偏った見方であり「本当は河村たかしは立派な人物で高邁な理想を持った政治家であり、それを支持した66万人の名古屋市民のメガネに曇りは無かった。勘違いをしたのは自分や、自分の周辺の一部の人々だけだ」というのであればどれほど気持ちが楽か。

 しかし、突き当たる現実、出会う事実が。ことごとくその逆を示すのである。

 なので、私は今日も半分首を傾げながら言うしかないのである。
 「王様は裸だ」と。

 最後になりましたが、2012年が皆様に良い年でありますように。


※1:誤解の無い様に申し上げておきますが、この移転は、私の様に異様に一日分の文章が長い者にとって、当アメブロのシステムよりも「はてな」のシステムの方が校正等でなされる更新が軽快でストレス無く行える事と、「はてな記法」と呼ばれるシステム(TeXの応用など)が優れているからで。
 5万人分のアカウントがクラックされたからとか、そもそもサイバーエージェントなんて肌に合わないんだよ!●●とか、●●●●●●が●●●●で●●●●だから嫌なんだよ!●●というような意味ではない。

※2:ここでその玉置氏については一つだけ擁護しておきましょう。一部の名古屋市会観測筋(という用語が出た時には「マスコミ関係者」ということで良いのかな?)などは「減税日本の市議の中で玉置さんだけは『拾い物』だった」と評する人も居ます。
 実際に、彼が居なければ市議報酬半減というハードルの高い議会改革はできなかったことでしょう(議員報酬の問題は、政策として私は立場を異としますが、成立に持ち込んだ能力は認めます)

 そもそも市議になる前の話とは違って、大学との両立も難しいようですが、なんとか卒業をしておいていただきたいと思うものです。ですので、①市議の作業、②大学生の作業、③ブログ等による情報発信。が彼における優先順位であろうと思います。

 彼がブログ等で情報発信しない/できない事についてはあまり批判する気は起こりません。それよりも現減税日本ナゴヤ市議団執行部が、オフィシャルに情報発信すべきでしょうし、執行部それぞれの意見もその都度発信すべきです。