またまたご無沙汰でした。
そしていきなり本題。
最近、うちのチームの一部のメンバーではMTB熱が高まってきています。
きっかけは4年ほど前にメンバーの一人が通勤用にMTBを購入して、せっかく持ってるんだからと単身セルフディスカバリー王滝の42km部門に出場し完走したこと。
かなり強い彼に「ロードで200km走るよりキツイ」と言わしめるハードイベントです。
しかしミドルグレードのアルミのハードテイルバイクの完全な吊るしを、そのままでレースを走るのが凄いなと思いますが。自分ならタイヤとホイールは替えたい。
その彼がロードでの落車で手術をしたのをきっかけにMTBでトレイルを楽しむようになり、だんだん一緒に行くメンバーが集まってきた、というのが現在の状況。
自分は数年前のMTBツーリング以来、全く乗らなくなってしまい、一昨年の引っ越しのタイミングでMTBは手放してしまいました。
そのバイクを今乗ってる人は、この山岳部のメンバーでもあります。
チーム母体のショップでも、ここ最近はMTBの人気がぼちぼち上がってきており、せっかくだから未舗装路やトレイルを走るきっかけをお客さんに提供したいということで、初心者向けの半日ツーリングを企画。
山岳部メンバーが下見をして、大丈夫だろうということになり開催が決まりました。
そしてショップから「いちごうサンも行きませんか?」とお誘いいただきましたが、バイクがない。お店所有の古いMTBで良ければ使ってくださいとのことですが、万一壊したら…。
初心者向けトレイルで比較的路面はフラット、木の根の多い登りと最後の激下り以外は行けるんじゃないか?ということで、シクロクロスバイクで行くことになりました。
引っ越してからは電車通勤になり、すっかり出番のなくなった元通勤バイクの出番です。
問題はタイヤです。
唯一所有しているオフロードタイヤはコンチネンタルのシクロクロスレース35Cです。
これは河川敷を遊ぶ程度なら問題ありませんが、トレイルでは絶対にグリップ不足。センターブロックなんか減ってますし。
トレイル向けで極力太めのタイヤを入れて臨もうと、タイヤを色々物色します。
そろそろ10年選手になろうかというマレスAX2.0はシクロクロスバイクです。レースレギュレーションの32Cを使う前提なのであまり太いタイヤは入らないはずです。
本当は50Cくらいいければ、昔のMTBのクロスカントリーレーシングタイヤの1.95と同等なので安心できますが、見た感じ無理っぽい。
せめて45Cならいけるかな?と思うも、買って組んでみたら使えなかった、というオチも想定できて、そうなったら悲しい。昨今タイヤも高くなってますからね〜。
とビビった結果、無難に40Cに決定。
今回のチョイスはWTBの新型グラベルタイヤ、ベンチャー40。
元々は650B(27.5インチホイールのMTBまたはグラベルロード)向けのものですが、最近新たに700C用に40Cと50Cをラインナップに追加。
舗装の軽快さと未舗装路の走破性を両立したタイヤだそうです。
まあしかし、昨今のグラベルロードタイヤはみんなそんな触れ込みですから。実際走ってみないことにはね。