朝食、昨夜チビが残した白ごはんを使ってチャーハンを作り、チビに出しました。

チビは「チャーハンは食べたくない。焼きおにぎりが食べたい」ととんでもないワガママを炸裂!

昨日に続き、今朝から僕ブチ切れです。


この日は2週間おきのアバスチン。

僕が有給休暇をもらいO病院に付き添いました。


今日の血液検査は待ちました。

1時間半くらい待つと流石に疲れます。


主治医のF先生には会っていませんが、看護師さんから伝言がありました。

お腹のポッコリの件、念のため検査しておきましょう。

急だけど、明日15:45からCT撮りに来れますか??

本当に急な話でしたが、なんとかしますと回答。


言語聴覚士のK先生のリハビリ。

実はこの日、朝から奥さんは声が全然出ていませんでした。

気合いたっぷりのK先生。

廊下に美声が響き渡ります。

K先生の大きな声につられて、奥さんもちょっとだけ大きな声が出ていました。


リハビリを受け、声はまあまあ出るようになりました。

ただ、知能レベルは低下しているとのこと。

記憶力も低下しているそうです。

原因は何だろう。

脳浮腫を抑える薬を半減したのがまずかったかな。

今度、主治医のF先生に相談しなきゃ。


通算15回目のアバスチン。

いつも通り化学療法センターのベットに奥さんを寝かせ、看護師さんによろしくお願いしますと伝え、僕は廊下の長椅子に座って待っていました。


●30分くらい経過した時でした。

看護師さんが困った顔で僕のところへ。

「ご主人、奥さんの様子がおかしいので、付き添ってもらえますか?」


化学療法センターに入ると、奥さんの周りに2人の看護師さん。

話を聞くと、奥さんが何度も何度もナースコールを押すので困っているそう。

奥さんの言い分としては、点滴(アバスチン)がなかなか始まらないから看護師さんを呼んだそうです。


波こそありますが、このところせん妄が酷く、同じ事を繰り返す傾向があります。

今回、さすがにこれは看護師さんにご迷惑をお掛けしてしまいました。

僕は看護師さんにすみませんと深く頭を下げて、アバスチンが終わるまで奥さんに付き添いました。

僕が側にいたら落ち着いたのかナースコールを押すことはありませんでしたが、しきりに腕を動かそうとするので、それを阻止するのに苦労しました。


今日は病院の待ち時間が長かったので、奥さんと一緒に、このブログに届いた皆さんからのメッセージを読みました。


最近、本当に多くの方々からメッセージをいただき、感謝してもしきれないくらいです。

特に僕と同じような境遇の方(奥さんが脳腫瘍、旦那さんが脳腫瘍、お父さん・お母さんが脳腫瘍)からのメッセージが増えてきて、本当に励まされます。

この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。

奥さんもメッセージを喜んでいます。