●朝、チビを学校へ送り出し、奥さんが毎日楽しみにしている"ちむどんどん"を見てからK病院に出発です。(僕は有給休暇をもらいました)
●K病院、規模こそ小さいですが、脳関係では有名な病院です。
(昨年、奥さんの失語症や体調不良が続き、僕は脳の病気を疑い、まず最初に受診をさせようと思っていたのがこのK病院です。その時は奥さんの急激な状態悪化で、急遽S病院の救急外来に飛び込むことになりましたが。)
●受付を済ませ、サイバーナイフ担当の課へ。
O病院からの連絡もあって、迷うことなくとてもスムーズに事が進みました。
●待ち時間もほぼ無く、診察室へ。
サイバーナイフの担当のS先生と初めてお会いしました。
電話ではとても丁寧な方だなと感じましたが、思いの外、エネルギッシュで情熱的な先生でした。
60歳を超えられていますが、全然お若く見えます。お子さんが僕達と同じ年頃だと言われて驚きました。
●S先生より
→これからサイバーナイフよろしくお願いします。
→(O病院から提供されてた過去のMRI画像を見ながら)最初の腫瘍の部分はきれいに取れているし、状態も良いですね
→今回の対象は再発(新しい腫瘍)の部分です
→昨年、すでに脳全体へ60グレイの放射線治療を行っていて、昔だったら追加放射線治療は御法度だったけど、サイバーナイフは部分的に狙って追加で照射できるのです
→1日3グレイを10日間。合計30グレイの予定です。ターゲット以外の脳の部分も僅かに影響しますが、そんなに心配することはないです
●S先生は動画や写真を見せてくれながら、とても丁寧にわかりやすくサイバーナイフの説明をしてくださりました。
先生の説明がとても上手で、なんだか期待と自信が湧きましたね!
●更にS先生から、(ちょっと小声で)
→実はね、コロナの影響でリハビリ部門が暇なんだよね。まぁ、それはいいとして、せっかく入院するんだから、サイバーナイフ治療だけでなく、色々なリハビリを受けてもらいたいなぁと思ってね。どうかな?
僕と奥さん、先生のこっそり話す理由に笑ってしまいましたが、リハビリを受けることにしました。
●僕から
→実は数日前から口の動きが悪くなり、顔面麻痺っぽいんです。
あと、7月から左足の動きも悪いんです。
S先生
→うん、そうだろうね。
再発の腫瘍のすぐ近くに運動神経が通っているからね。サイバーナイフがうまく効いてくれたら、ちょっとは改善すると思うよ!
じゃあ、リハビリも頑張りましょう!
●S先生、まだまだガンガン話を進めてきます。
→それとね、LINE交換しない?
電話やメールよりLINEのグループの方が気楽にやり取りできるしね!
治療のことやプライベートの事でも遠慮せず何でも書き込んでね!
ということで、3人でLINE交換して、グループを作りました。
グループ名は「サイバーナイフ◎◎」
※◎◎は名字
まさか医師とLINE交換するとは思いませんでした。
S先生、なんと気さくな方なんだろう。。。
とても心強い気持ちになりました。
●入院は大部屋になりました。
個室に入りたかったのですが、空きがありませんでした。
●僕が帰った後、奥さんはMRI、CT、血液検査を受け、サイバーナイフを受ける時に顔を固定するマスクを作ったようです。
●夕方、学童保育へチビを迎えに行きました。
奥さん、昨年夏から5回目の入院。
チビにとっては再び寂しい日々となります。
でも、少し2人の暮らしにも慣れてきたのかな??
落ち込む様子もなく、今夜もいつも通りワガママ三昧でした。
●夜、奥さんとLINEビデオ通話。
なんとK病院には病室にWi-Fiがあるそうです!(S病院やO病院には無かったので驚きましたが、今時普通なのかな?)
我が家のスマホはパケット無制限なので気にする事はないのですが、Wi-Fiがあるというだけで何となくお得感があります。