桜の開花のニュースで函館の五稜郭に行って来ました。今回は桜だけじゃ無く
幕末を駆け抜けた新選組副長、土方歳三の足跡を辿ってみたいと思います。
先ずは鹿部町の場所から。此処は間欠泉で有名な温泉地。
五稜郭に向けて進軍する際に通ったとみられる場所でした。
森町北部に上陸した幕軍は軍を二つに分け、海沿いから川汲峠を越えて函館に行く部隊は
土方歳三が率いていた。
今は長閑な海沿いに風景が広がる内浦湾の景観。
上陸地点の鷲ノ木方面。左の大きな山は駒ヶ岳。
バイクも一杯来る、道の駅のモニュメントが在ります。
さて、函館に進軍した土方歳三は五稜郭に入城して、一本木関門での戦いに銃撃を受け
五稜郭に撤退した。
コレは二の橋
橋を渡ると門が見えてきます。郭内に入りました。
城の橋頭保の土塁の上から二の橋を見下ろします。
コノ一角には珍しく、枝垂れ桜が植樹されてます。
内側の道を歩いて行きます。白い壁の建物は復元された兵器庫。
大きな赤松の樹が根を広がる盛り土が在ります。
不自然なくらい大きな盛り土。気になる。
TVでイギリス人の霊媒者が指摘した場所とよく似ている。ここに土方歳三他5名の侍が
眠っている可能性が有るとの話。しかし五稜郭での発掘は認められていない。
土方歳三が何処に眠っているか確認する術は無いが、ほんの150年前には誇り高い侍達が
確かに、この函館の地で戦っていた。
負傷した歳三が五稜郭に運びこまれたとの伝承が残る郭内。
未だに不明な葬られた場所が判らない。逆にそのほうが良いのかも?
今は桜が咲き誇る場所に代わり、屈託の無い笑顔が訪れた人達からこぼれる。
美しい桜を愛でる心は本物だよね