昨日から作業していたシリンダーヘッド載せ替えだけど右バンクの
作業を残すのみとなりました。
先ずは今載っているヘッドを外します。
ちょっと、かなやま湖へ行っただけなのにピストンはもう
カーボンが付着しているね。
昨日に塗装しておいたので、塗装の落ちが少ないね。直ぐいじると手が銀色に
なってしまう。
結構、こんな作業が多いのですよ。タップでネジ穴をさらってます
ネジ穴に液体パッキン剤みたいなモノが残っていたのです。
こういった地味な作業が多くて作業がはかどらない。
この部分はオイルラインのパーツなんです。左のパーツはホースが付いて
フレーム内にエンジンの空気を輩出する?又は吸入する?モノです。
インテークマニホールドも他のグッチの部品が有ったので比べてみます。
口径の大きさと肉厚の違いが判ります。大きい方がルマン用、小さい方は
カルフォルニア1000のモノ
さて、シリンダーとヘッドを連結させる為、スタッドボルトを締めていきます。
トルクレンチにて42キロで6本のボルトを均等にシメます。
もう1本有るのですが、もっと小さいトルクを掛けるのです。
キャブやインテークゴムも外して有ります。手前の棒の様なモノはプッシュロッドです。
アルミ製でスゴク軽いです。SOHCやDOHCはチェーンでロッカーアームを動かします。
グッチもカムシャフトが在るのですがクランクケース内に在ります。
片バンクも完成です。長かった~!
白煙も吹く事なく、堅い排気音がパワフルな感じです
タペット調整なんですが毎回難しい
グッチは片方が下に有れば片方は一番上にピストンが来ます。
4サイクルなんで、吸入➡圧縮➡爆発➡排出のサイクルで進みます。
タペット調整は圧縮の頂点で設定します。ロッカーアームが吸気・排気バルブを
押しておらずフリーになってピストンが一番上(圧縮上死点)来たら其処でゲージ
を使って隙間を決めます。
緩めになり易いので、自分はバルブシャフトとロッカーアームの当たる音を
注意深く聴いて、カチカチでは無く、チ、チ、と鳴ったら調整終了です。
やっと終わった~!これでココロおきなく走れるな~(笑)
明日は久しぶりに晴れるから、何処かに行こうかな?