samādhi 〜映画篇(続々)〜 | 日々雑記

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日々の備忘ですよん


(あんまり長々と続けるのも
どうかとは思うんだけど
まこれで最後なので…)


(12)『トレインスポッティング』1996
監督 ダニー・ボイル
主演 ユアン・マクレガー

スコットランドの
エディンバラ辺りでは
トレインスポッティングは
ドラッグ中毒者の
溜まり場なんですってサ

そのあまりの画面の汚さに
今まで見れなかったんだけど
これは美術さんが凄い、
てことだから!
と自分に言い聞かせて
がんばってみました

がんばっただけあってか
疾走感があって面白かった〜
全然まともな人たちの話じゃないんだけど
最後に気持ちが晴れていくような
抜け感があるというか…

それに音楽がよかったと思って…
イギー・ポップとか
ブライアン・イーノとか
ルー・リードとか(←この人ずばり
「ヘロイン」という曲作ったヒト‼︎)
懐かしい名前も並んでいたけど
ラストに使っていた
アンダーワールドの
「ボーン・スリッピー」
よかったな〜♪
『ピンポン』のスーパーカーを
思い出して、しばらく交互に
リピートして聴いてたホドでした(^^)

これ24年前なんだなあ…


(13)『ダウントン・アビー』2010〜2015

イギリスって
トレインスポッティングにいる
みたいな子たちもいれば
貴族もいるのよねぇ、
とつい見始めてしまったTVドラマで、
第6シーズンまで放映されてて
各シーズンにはそれぞれ
10話近くのエピソードがあるので
まあ長い長い…
でも見ちゃった…

前々から思ってたことなのだけど
イギリスのTVドラマって
誰が主人公なのかわからないくらい
登場人物が地味顔…
というのはこの番組でも
しっかり踏襲されてて
物語の長さに比して
イケメン率が低いというか
推しが出来にくいというか…

でもジェイン・オースティンの
『高慢と偏見』を思い出させる
相続問題から始まって
第一次世界大戦やら
スペイン風邪やら
同性愛な人やら (伯爵サマの
「私もイートン校にいた頃は
言い寄られたものだ」
とかいう発言には笑ってしまった…)
社交界でデビューするご令嬢やら
ロシア革命で亡命してきた
その後のロシア貴族とか
いろいろ興味深い味付けも満載で
つい見ちゃったんですよね…
それにこれは
貴族と使用人の群像劇になってて
あちこち心配したり応援したり、
で面白かったんだな〜

そんな中で出てくると
ワタクシが一番嬉しく思っていたのは
ハリポタでの我らがマクゴナガル先生こと
マギー・スミス演じるところの
バイオレット・クローリー元伯爵夫人!
スミレ色のドレスがお似合いで
人生訓とか処世術とか
ビックリするようなセリフ
(「週末、てなに?」とか笑)満載で
毎回楽しませていただきました

(もしこの長いシリーズを
もう一度初めから
見返すようなことがあれば
彼女のセリフをメモして
bot 作って呟きたいくらい…笑)

というわけでこの夏ワタクシは
ダウントニアンなりました♪
というご報告を持ちまして
3回に渡った映画三昧の記も
コレにて完!でございマスにひひ


2020/7月