samādhi 〜映画篇(続)〜 | 日々雑記

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日々の備忘ですよん


(映画三昧続きマス
英国🇬🇧イケオジはちょっとおいて
ドーバー渡っておフランス🇫🇷へ
行ってみます〜にひひ)


⑥『グッバイ・ゴダール!』2017
監督 ミシェル・アザナヴィシウス
主演 ルイ・ガレル / ステイシー・マーティン

映画監督のジャン=リュック・ゴダールが
アンナ・カリーナと別れた後に
新しいパートナーとなった
アンヌ・ヴィアゼムスキーの
自伝的小説が原作なんだそうで

1960年代後半のパリ
政治に傾倒していくゴダールは
イケメン・ルイガレルをもってしても
メンドクサイ男だった…
(しかしルイガレルもよく
ゴダール・ヘアにしたものだワ…笑)

でもこれWikiには
「伝記ドラマコメディ映画」
と書かれているだけあってか(?)
なんか笑っちゃう映画だった…


⑦『イヴ・サンローラン』2014
監督 ジャリル・レスペール
主演 ピエール・ニネ

ニヤけた二枚目の
ルイガレルを見たくて
見始めたのだけど、なんと!
『サンローラン』違いでした…orz

(ルイガレルを見るなら
ベルトラン・ボネロ監督で
ギャスパー・ウリエルが主演してる方!)


⑧『キャロル』2015
監督 トッド・ヘインズ
主演 ケイト・ブランシェット / ルーニー・マーラ

男性同士の恋愛の次は
女性同士の恋愛を、
とバランスをとったワケでは
ないんですがね

ケイト・ブランシェットが
ローレン・バコールみたいで
カッコよかったし
「ドラゴンタトゥーの女」では
眉を潰していてわからなかったけど
ルーニー・マーラは
とっても可愛い女の子でしたよん♡

最近はLGBTモノも
イロモノではなくなってきてて
いい傾向ですね


⑨『クロワッサンで朝食を』2012
監督 イルマル・ラーグ
主演 ジャンヌ・モロー

エストニアからパリにやってきた
家政婦役の女の人が
どんどんアカ抜けていくのが
見ていて微笑ましいというか…

そしてジャンヌ・モローは
歳をとっても
ジャンヌ・モローだった…
「思い出」って…


⑩『パヒューム ある人殺しの物語』2006
監督 トム・ティクヴァ
主演 ベン・ウィショー

主人公のジャン=バティスト役の
ベン・ウィショーって
007でちょっとオタク青年ぽくて
好印象の Q なんですヨ!

18世紀のフランスで
生まれつき嗅覚が異様に鋭くて
長じて調香師になった青年は
求める香りを作り出した時、
まるで奇跡のように
周囲の皆が愛し合いはじめた中で
彼だけ愛し合う人がいなかった…
カナチイ…

うーん、これつまり
「愛」についての物語だったのかな


(11)『ドリーマーズ』2003
監督 ベルナルド・ベルトルッチ
主演 ルイ・ガレル

もう一回ルイガレルを、と思って…べーっだ!

これベルトルッチが監督してて
1968年の五月革命前夜のパリ、
の話らしい。

美しい姉弟が、
世間から孤立して
自分たちだけの密室に閉じこもり、
「いつまでも子供っぽさが抜けきらず、
互いに強い愛情を持ちながら、
相手を傷つけ合う」
なんてこれはジャンコクトーの
『恐るべき子供たち』では?

(「 」内は岩波文庫の
「恐るべき子供たち」解説から)

それか吉野朔実の
『ジュリエットの卵』か?

姫野カオルコにもあった?

ルイガレルは動きが
もったりして見えるので
あんまり走ったりとか
しない方がいいかも…


(アメリカ映画の「キャロル」の他は
全部フランス関係で、
このなんとも爛れた感じに
胸やけがしそうなので
イギリスに戻ろうと思いマス…)

(まだ続く)


2020/7月