浜離宮朝日ホール | 日々雑記

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日々の備忘ですよん


友人に誘ってもらって
今年お初のコンサートへ♪

元々バッハが好き、しかも
マタイ受難曲とかが大好き、
と言い言いしていた友人でしたが
今回のコンサートは…


J. S. バッハ
ケーテン侯のための葬送音楽

指揮 : 大塚直哉
ソプラノ : 鈴木美登里
アルト : 青木洋也
テノール : 櫻田 亮
バス : 小藤洋平
コンマス : 桐山健志
演奏 : コーヒーカップ・コンソート(古楽器使用)
合唱 : 東京マルコ受難曲合唱団

プログラム
*J. S. バッハ : 
《どうか侯妃よ さらに一条の光を》BWV198

〜休憩〜

*J. S. バッハ : 
《アンハルト=ケーテン侯レオポルトのための葬送音楽》BWV244a
(松岡あさひによる復元版)

@浜離宮朝日ホール



演奏前に
加藤拓未氏によるプレトークがあり
作品の解説を伺ったところ…

《ケーテン侯のための葬送音楽》の楽譜は
現在は失われてしまっているけれど
歌詞は完全に残っていて、
そしてそれを詳細に分析してみるに、
この2年前の1727年に初演された
《マタイ受難曲》と
その同年に作曲された
《侯妃よ、さらに一条の光を》から
曲を選び出し、
まとめた作品だったことが判明した
…ということは
失われたバッハ作品であるところの
ケーテン侯のための葬送音楽を
復元して演奏できるのではないか、
やってみよう!というのが
今回の演奏会だったようです

復元できないとされる
レチタティーボの部分は
主に《マタイ受難曲》の
レチタティーボ楽曲を転用し、
それでも難しい部分は
松岡あさひ氏による創作、とのことでした
プレトークではバッハのベスト盤!
というように表現されてました

なんかほとんどマタイ受難曲を
聴いていた気が…笑
でもとても贅沢な夜だったように思います
古楽器を使用していて
ヴィオラ・ダ・ガンバとか
ヴィオローネとかリュートとか
興味深かったですし、
舞台の上には合唱団と
独唱の4人の方もいらしてぎっしり感あり

そういえばカウンターテナーの青木洋也さんと
バイオリンの桐山さんの
デュオの部分があって
とってもとっても素敵でした〜♡

(しかしこの友人が持ってくる話は
毎回かなりマニアック…‼︎)


2020/02/10