原美術館 | 日々雑記

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日々の備忘ですよん


「原美術館に住まう幽霊になりたい」
というだれかのツイートを読んで以来
ずっと行ってみたいと思っていて


バウハウスやアール・デコの
エッセンスを取り入れた
初期モダニズム様式の建物なのだそうですが


老朽化のため
2020年12月で閉館になるというし


このゆるやかにカーブした廊下の先とか


屋根裏に続く階段の踊り場とかに
ぼんやり佇んでいるだけというユーレイに
ワタクシもなりたいナ〜うーん

常設展示の
ナムジュンパイクのニーシェインT
森村泰昌の輪舞
鈴木康弘の募金箱「泉」
須田悦弘の「此レハ飲ミ水ニアラズ」
宮島達男の「時の連鎖」
奈良美智の「My Drawing Room」
ジャン=ピエール・レイノーの「ゼロの空間」
それぞれ見れてよかった
とてもよかった


企画展示は…


  《 THE NATURE RULES
自然国家
  Dreaming of Earth Project 》

発案・構成は崔 在銀(チェ ジェウン 1953- )

(以下、入館時に貰ったフライヤーから)
Korean Warの停戦ラインから
南北2kmずつの帯状のエリアは、
非武装地帯(DMZ / Demilitarized Zone)
と呼ばれる緩衝地帯。
休戦後、300万個とも言われる数の地雷が
敷設され緊迫した状況が続いてきました。
以来65年余の歳月、
人が立ち入ることのできなかったこの地は、
今では106種もの絶滅危惧種を含む
5057種の生物が暮らす大地となっています。
皮肉にも人間の対立が生んだ
この豊かな生態系をいかにして
後世に手渡してゆくかーー
本展はDMZに生息する生物と人とが
共に生きる術を模索し、ひいては
地球の生きとし生けるもの
全ての共生を願って
崔 在銀が2014年に立ち上げた
「Dreaming of Earth Project」
(大地の夢プロジェクト)
を可視化する展覧会です。


というわけで、DMZを舞台に
1. 空中庭園・東屋・塔の設置
2. DMZ 生命と知識の地下貯蔵庫
3. 弓裔(クンイエ)都城の森の治癒
4. 地雷撤去
の4つの具体的な企画が提案されていて、
展示もこれに沿ったものだったらしい。

suzieちゃんわかった?
こういうことだったのヨにやり
修学旅行は行こうぜ?


2019/07/21