今日シェアさせていただく、
思考と距離をとる
というアプローチの仕方は、
- 真面目な方
- ついつい自分を責めてしまう方
に特におすすめな方法です。
この方法は、私が精神的に苦しかった時に実際にやってみて、とても効果がありました
ノンデュアリティ(非二元)の概念にであい、自分の頭の中を静寂の中で観察してみたときに、
思考というのは
ただ単に自然にわいてくるもので、
自分の意志で思考を生み出すことはできない
という事実を知りました。
このことに気づく前の私は、
思考=自分
だと信じいていました。
思考は自分のものなので、
きちんとコントロールしなければならない
と思っていました。
ただわいてきていた思考を自分のものだと勘違いをして、
これは良い思考だ
これは悪い思考だ
と勝手に自分で決めつけて、
悪い思考に関してはそれらの思考をなくそうと必死に努力してきました。
思考
=概念
=真実ではない
これに気付き、
わいてくる思考をただ、そのままでみる
ことを意識して、少しずつ思考との距離をとるようにしました。
これまでずっと思考自体が自分だと思っていたので、最初は思考自体に気づいていないことも多多ありました。
無意識のうちに思考に飲み込まれ、苦しんだり不安になったりしていました。
そんな私でしたが、毎日の生活のなかで短い休息の時間をこまめにとり、その度に”いま”にフォーカスを当てていると、少しずつ自分の思考に気づけるようになりました。
あ、いつもの朝の段取りの思考が出てきたな
あ、母親なのに優しくないなっていう思考が出てきてる
今、○○さんどうしているかなって気になってるな
なんやこいつ!
私いま、めっちゃイライラしてきてる
この怒りの感情強烈やわ〜
といった感じです(笑)
いま苦しい人、不安を感じている方の大半は、わたし個人的な意見ではありますが、きっと自分の頭の中の思考が原因だと思います。
私自身、そうでした
ただわいてくる思考に全く根拠のない自分の概念をいろいろとくっつけては苦しんだり、悩んだりしていました。
出口のない思考のぐるぐるに自分から果敢に飛び込んでいき、出られなくなって泣き続けた日もありました。
そして今、それらの経験が
「悲劇のヒーローひとり芝居」
であったことを悟りました
苦しさを感じる時、
不安な気持ちを感じる時、
目を閉じて一度ゆっくり深呼吸をしてみてください。
そして、自分の頭の中の思考をただみてあげてください。
思考と自分の間に距離がとれた時、思考が自分のものではないことに気付き、これまで苦しみや悲しみの根源であった”思考”から解放されます。
思考に誰かをどうこうする力はなく、思考自体に良いも悪いもないことに気付きます。
そして、自然と内から湧き出てくる”自由”と深い”愛”に気付きます。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました
すてきなハナキン、そして週末をお過ごしください。
ドイツより、愛を込めて